ハードウッド・ソフトウッド・人工木の構成
現在エコロキアで取り扱っているウッドデッキ材は、大きく分けてハードウッド、ソフトウッド、人工木の3カテゴリに分かれています。
ハードウッドはウリン、イペ、アマゾンジャラ、セランガンバツ、イタウバ、クマル、グラピアの7樹種。
ソフトウッドはオーストラリアサイプレスとエコアコールウッド(国産杉)の2樹種。
そして用途に応じて選択肢となる人工木が1種類という構成です。価格帯や耐久性、質感が大きく異なるため、単純な優劣ではなく「使い分け」が重要になります。
なぜ樹種の幅を持つのか
ウッドデッキは設置環境や使い方によって、適した樹種が大きく変わります。
耐久性だけを見ればハードウッド一択のように思われがちですが、重量、施工性、色味、経年変化、香り、予算といった要素を総合的に考えると、必ずしもそうとは限りません。そのため、最初から選択肢を狭めず、幅広い樹種を扱う体制を整えています。
倉庫で行う“実物ベース”の勉強会
触れて分かる樹種ごとの個性
昨日はスタッフの勉強を兼ねて、ウッドデッキ材を保管している倉庫で勉強会を行いました。

アマゾンジャラは赤身が強く灰汁が出やすいこと、イペはやや緑がかった色味で価格帯は最上級クラスであること、グラピアは黄色味が強く明るい印象を持つこと、イタウバは灰汁が出にくい一方で色の濃淡差が大きいことなど、実物に触れながら解説しました。

香りや質感まで含めた理解
オーストラリアサイプレスは、日本の桧よりも香りが強く、色調はどこかオリーブを思わせる独特な雰囲気があります。

こうした特徴は、カタログや写真だけでは伝わりません。実際に持ち上げ、触れ、香りを感じることで初めて「説明できる知識」になります。余談も交えながら、スタッフ全員が木の違いを体感的に吸収する時間になりました。

座学ではなく体験としての知識
無垢フローリングや塗料も同様に
エコロキアでは、ウッドデッキ材だけでなく、無垢フローリングの樹種、施工方法、塗料や副資材についても、座学だけで済ませることはありません。実際に触れ、使い、施工し、その結果を知ったうえでお客様に説明できるようにしています。木材は理屈だけでは判断できない素材だからこそ、体験に基づいた知識が不可欠です。
提案力は「知識量」ではなく「理解度」
単に多くの情報を知っていることよりも、「なぜこの樹種が向いているのか」「なぜこれはやめた方がいいのか」を説明できることが重要です。そのための基礎になるのが、今回のような現物ベースの勉強会です。
最適な樹種選びのために
お施主様の条件は一つとして同じではない
ウッドデッキ選びでは、お施主様の好み、ご予算、設置場所の条件、日当たり、使用頻度など、考慮すべき要素が数多くあります。どれか一つだけを基準にしてしまうと、後悔につながるケースも少なくありません。
状況に応じた提案をするために
エコロキアでは、そうした条件を丁寧に整理したうえで、最適な樹種を提案しています。その裏側には、今回のような地道な勉強と体験の積み重ねがあります。木の個性を理解したうえで選ぶことで、ウッドデッキはより満足度の高いものになります。
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