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自然塗料の塗りすぎトラブルの解決法

オスモ

昨年末、ショールームの大掃除をした際に、フロアー全体にオスモ #3062 フロアクリアー(ツヤ消し)を塗装しました。

奥の方から順番に塗って、最後の玄関前で「良いコト思いついた!」とブラック ウォルナット、アジアンウォルナット、オーク(ナラ / 楢)の3か所をベッタベタに塗ってみました。

無垢フローリングに自然塗料をDIYで塗装する方で一番多いトラブルが塗料の塗りすぎです。

自然塗料は浸透系なので、木に染み込ませるコトを意識して、ムラなく、薄く塗装をするのがコツなのですが、「いっぱい塗った方が汚れや水に強くなる!」と錯覚して塗りすぎてしまう方が多く、そんなときの対処法をご説明するのに丁度良い!…と2021年最終日に遣り過ぎなぐらい塗料を塗って1年を締めくくりました。

さて、本日、2022年の初日、そんなコトをすっかり忘れて出社したところ、一応は乾いていましたが、やはり塗りムラができて、表面は乾いているもののその内側はまだ乾いていない部分もあり、上履きの足形が付いてビックリ。

昨年末のことを思い出して、そう云えばそんなコト考えていっぱい塗って帰ったんだ…と後悔。
新年初日から面倒臭い仕事を作りやがって!…過去の自分に文句を云いながら取り出したのは…

パーツクリーナーです。

ホームセンターなどで1本300円ぐらいで売られているモノで、塗り過ぎてしまった自然塗料、つまりは油を綺麗に落としてくれます。

乾いていない塗料を綺麗に取るだけで、きっちり乾いた塗料はこれを吹き付けても取れませんのでご安心を。

天然木の無垢フローリングに自然塗料…にケミカルなモノはちょっと…と云われるかもしれませんが、こうなってしまうと他に方法がありませんし、パーツクリーナーは揮発も早いため、吹き付けて乾燥不良の塗料を拭き取った後は固く絞った雑巾で拭いておけば残留することもありません。

パーツクリーナーの他に、シンナーや灯油でも揮発性が高いので大丈夫です。

先ずは何より自然塗料の塗りすぎには注意しましょうね。
もし塗り過ぎてしまった場合、上記のような補修で何とかなるものですが、不安な方はお問合せ下さいね。

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