ウリンやイペ、セランガン バツなど「ハードウッド」のデッキ材に塗装は必要か…と云うご質問をよく頂きます。
どう云った目的で塗装をするのかにもよりますが、
- 好みの色にしたい
- 腐りにくくしたい
- 紫外線による色褪せを防ぎたい
…などの理由で塗装をするのですが、ハードウッドは元々腐りにくいため2番目の理由で云えば塗装する必要はないかも知れません。
しかし3番目の紫外線による色褪せはどんなハードウッドでも無塗装のまま使えばそのうち白銀化してグレーになっていくものです。
白銀化しても腐っているワケではないので「そのグレーが良い!」…と云う方もいますが、色褪せが嫌な方であればやはり塗装をするべきです。
屋外木部用塗料にも色々な種類がありますが、今回ご紹介するのはオーストラリア製の「ジャラオイル」です。
その名の通り「ジャラ」と云うハードウッドへの塗装を目的とした塗料(「オイル」と名乗っていますが実は水性塗料)です。
やや赤みのあるジャラ色の塗料で非常に粘度が低いため、密度の高いハードウッドへも浸透しやすく、紫外線による色褪せを保護してくれる塗料です。
海外製の塗料でエコロジーの観点か梱包などがないため缶に凹みやラベルの破れなどがありますが、塗料としては非常に魅力的です。
是非、ハードウッドのデッキ材を美しく保ちたいのであれば塗装してみては如何でしょう。

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