昨日、ウッドデッキの送料について書き、本日も送料のお話で、実は「送料無料」の商品は結果的に高くなる…と云う不都合な真実を暴露します。
これは弊社も出店している楽天市場やAmazonなどショッピングサイトでのお話で、これらショッピングサイトは 「送料無料」 を強く推奨しており、別途送料が必要な商品よりも 「送料無料」 の商品を上位表示するようになっています。

通常商品はAmazonの場合2,000円以上、楽天市場の場合3,980円以上で 「送料無料」 になります。
ショッピングサイトは 「送料無料」 にすることでユーザー様の利便性、購買欲を高める…と云うもっともらしい理由を掲げてはいますが、当然 「送料無料」 で販売しても実際に運送会社さんが無料で運んでくれているワケではなく送料はかかっています。
商品代金に送料が含まれるコトで何が起こるのかと云うと、商品代金に対してショッピングサイトの利用料金が掛かってきます。
例を挙げると、
商品2,000円 送料1,000円の商品を販売した時のショッピングサイトの利用料金は、
【送料別】
2,000円×15%=300円
【送料無料】
(2,000円+1,000円)×15%=450円
ショッピングサイトの利用料金は出店のプランや商品によって料率は変わりますが、結局原価が上がってしまうため販売価格を見直さなくてはなりません。
近々、楽天市場で1個800円程度の商品を販売する予定です。
ぶっちゃけて仕入れ値は600円で、楽天市場の販売手数料やポイント付与、カード利用代金などなどでおよそ15%引かれるので、1個販売して利益は80円。
しかしこれを5個まとめてご購入頂くと、商品代金4,000円で 「送料無料」 になります。
利益は80円×5個=400円となりますが、ヤマト運輸の宅急便コンパクトで関西から関東まで送ると、送料660円+専用ボックス70円=730円で赤字になってしまいます。

そうなると送料を含んで1個当たりの単価を上げざるを得なく、更に販売手数料が増えるのでその分も加味すると…。
建材ではないのですが非常に魅力的な商品だから多くの人に知ってもらいたい!…と云う気持ちはあれど損はできないので非常に悩んでしまいます。
当然、商品にもよりますが 「送料無料」 は決してお得なワケではないのです。
「タダほど高いものはない」ってヤツですね。
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