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ワトコオイル W-07「ホワイト」はこんな色!

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ワトコオイル W-07「ホワイト」の魅力と無垢フローリングへの塗装実験

無垢フローリングの塗装には、適切なオイルフィニッシュを選ぶことが重要です。今回は、DIYからプロユースまで幅広く人気のあるワトコオイルW-07「ホワイト」を使用し、無垢フローリング専門店の豊富な在庫を利用して、アカシア、オーク(ナラ / 楢)、バーチ(カバ / 樺)、ノルディックパインの無垢フローリングに塗装してみました。スキャナーで読み取った無加工の画像を使用し、リアルな色合いをお伝えします。

ワトコオイル W-07「ホワイト」とは?

ワトコオイルW-07「ホワイト」は、亜麻仁油を主成分とした木材専用のオイルフィニッシュです。浸透性に優れた植物油(亜麻仁油)を使用しており、木材の杢目を活かした美しい仕上がりが特徴です。このオイルフィニッシュは、塗装が初めての方でも扱いやすく、ムラなく均一に塗ることができるため、初心者にも適しています。

ワトコオイルW-07「ホワイト」の最大の特徴は、良い具合に半透明な仕上がりです。特に、バーチやノルディックパインに塗装すると、まるで白木のような仕上がりになり、ナチュラルで明るい印象を与えます。

ワトコオイル W-07「ホワイト」の特徴

  • 塗りやすくムラになりにくい
    初めて塗装する方でも簡単に塗れる特性があり、ムラなく均一に仕上げることができます。
  • 長期保存でも固着しにくい
    長期間保存しても固まることなく、何度でも使用できます。
  • 乾燥が速く、施工性が良い
    伸びが良く、1回塗りでも乾燥が早いので効率よく作業を進めることができます。

塗布面積について

ワトコオイルW-07「ホワイト」の標準塗布面積は、1リットルあたり約10m²となっていますが、実際にオークやバーチなどの広葉樹に塗装した場合、1回塗りで約20~30m²の面積をカバーできるため、非常にコストパフォーマンスが優れています。

ワトコオイル W-07「ホワイト」の実際の仕上がり

実際に無垢フローリングのカットサンプルにワトコオイルW-07「ホワイト」を塗装した結果、どのような仕上がりになったのかをご紹介します。

ワトコオイル W-07「ホワイト」とアカシア

アカシアにワトコオイルW-07「ホワイト」を塗装すると、少し明るいブラウンに仕上がり、ナチュラルで温かみのある色調になります。アカシアは元々色調にばらつきがあり、ワトコオイルW-07「ホワイト」を塗ることで、木目の美しさが引き立ち、統一感のある仕上がりとなります。この色調は、明るく優しい印象を与え、インテリアにも自然に馴染みます。

ワトコオイル W-07「ホワイト」とオーク(ナラ / 楢)

オークに塗装した場合、ワトコオイルW-07「ホワイト」は、白っぽく仕上がり、木材の杢目が薄くなりますが、明るく清潔感のある仕上がりに仕上がります。オークはもともと明るい木材ですが、**ホワイト系の色合いを加えることで、さらに明るさが増し、シンプルでありながら上品な印象を作り出します。

ワトコオイル W-07「ホワイト」とバーチ(カバ / 樺)

バーチにワトコオイルW-07「ホワイト」を塗装すると、まるで白木のような仕上がりになります。特に、白く明るく仕上がることで、木材の素朴な美しさが強調され、ナチュラルな印象を与えます。バーチの木材にホワイト系の色を加えることで、より自然で清潔感のある印象が強くなります。

ワトコオイル W-07「ホワイト」とノルディックパイン

ノルディックパインに塗装した場合、ワトコオイルW-07「ホワイト」は、柔らかな白木風の仕上がりになります。特に、木材の木目や節がよく見え、ヴィンテージ感を加えることができます。ノルディックパインにホワイト系の色合いを加えることで、明るく温かみのある印象が生まれます。

実際にW-01「ナチュラル」と半々で混ぜて塗装をするとリボスの「白木オイル」やオスモの「ナチュラル」と同様に濡れ色になりにくく仕上げることが可能です。

コロナ禍と円安などの影響でワトコオイルも値上げと欠品続きで以前のように気軽に手に入るオイルフィニッシュではなくなってきたように感じてしまいますが、素人の方が塗装してもムラになりにくいので、初めてのオイルフィニッシュにはオススメで、この杢目を活かした程ほどのホワイト具合をお望みの方なら是非。

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