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イタリアで人気の無垢フローリング:樹種・形状と日本との違い

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オーク(ナラ / 楢)

イタリアはデザイン性と伝統を重視する国であり、無垢フローリングもその例外ではありません。イタリアと日本のフローリング文化には、使用される樹種や形状、仕上げ方法に違いがあります。以下で詳しく解説します。

イタリアで人気の無垢フローリングの樹種

1. オーク(Quercia)

• 特徴: イタリアでは、ヨーロピアンオークが特に人気です。美しい木目と耐久性があり、アンティーク仕上げにも適しています。濃い色のオイル仕上げが施されることが多く、高級感のある空間を演出します。

• 用途: リビングルームや店舗など、洗練された空間に使用されることが多いです。

2. ウォルナット(Noce)

• 特徴: 暖かみのある深いブラウンが特徴のウォルナットも好まれます。アメリカンウォルナットが主流で、特にヘリンボーンやパーケットのパターンに用いられることが多いです。

• 用途: 高級ホテルやレストランなど、ラグジュアリーな空間に適しています。

3. チーク(Teak)

• 特徴: 耐水性が高く、湿度変化に強いチークは、バスルームやキッチンでも使用されます。特有のゴールデンブラウンがインテリアに暖かさを与えます。

• 用途: 特に耐久性が求められるエリアやモダンなデザイン空間で人気です。

4. 栗(Castagno)

• 特徴: ヨーロッパ原産の栗材は、独特の色合いと耐久性が魅力です。イタリアでは伝統的なヴィラや農家スタイルの住宅でよく使われます。

• 用途: カントリー調や伝統的なデザインの住宅に適しています。

5. ロビニア(アカシア、Robinia)

• 特徴: 硬くて丈夫な性質を持つロビニアは、イタリアでエコ意識の高い選択肢として人気があります。明るい色味が特徴で、モダンなインテリアにマッチします。

イタリアでの無垢フローリングの形状

1. ワイドプランク(Wide Plank)

• 特徴: 幅の広いフローリングボード(通常15~30cm)が人気です。広い板を使用することで、空間に開放感とエレガントさを演出します。

• 日本との違い: 日本では狭い部屋向けに、幅の狭いプランクが一般的ですが、イタリアでは空間の広さを生かしたデザインが主流です。

2. ヘリンボーン(Herringbone)

• 特徴: 古典的な模様であるヘリンボーンは、イタリアの伝統的なデザインでも使用されています。現代のインテリアにも取り入れられ、洗練された空間を作り出します。

• 日本との違い: 日本ではヘリンボーンは高級住宅やデザイン性の高い物件で見られることが多いですが、イタリアでは一般的な選択肢として広く使われています。

3. パーケット(Parquet)

• 特徴: 小さな木片を組み合わせて模様を作るパーケットは、特に歴史的な建物で使われます。複雑なデザインや幾何学模様が特徴です。

• 日本との違い: 日本ではシンプルな床材が主流ですが、イタリアでは装飾的なパターンが住宅の個性として重要視されています。

日本とイタリアの無垢フローリングの違い

1. 樹種の選択肢

• イタリア: ヨーロッパ産のオークやウォルナットが多く使用され、地元の木材資源を活用しています。エコロジーやサステナビリティも重視されています。

• 日本: 国産のスギやヒノキが多く使われますが、近年は海外産のオークやウォルナットも人気です。和風の趣を重視する傾向があります。

2. デザイン性

• イタリア: 美しさと機能性を兼ね備えたフローリングが重視され、色味や仕上げにこだわりが強いです。ダークトーンやオイル仕上げのフローリングが多いのが特徴です。

• 日本: 明るいナチュラルカラーのフローリングが主流で、家全体が明るく清潔感のある印象に仕上がります。

3. 文化と用途

• イタリア: フローリングは生活空間を表現する重要な要素とされ、デザイン性がインテリア全体の調和に深く関わります。特にリノベーションでも無垢材が使われることが多いです。

• 日本: 機能性と価格のバランスが重視されます。断熱性能や湿度対策など、気候風土に合ったフローリング材の選択がポイントです。

4. 表面仕上げ

• イタリア: オイル仕上げやワックス仕上げが主流で、自然素材を用いた仕上げが一般的です。経年変化を楽しむ文化があります。

• 日本: UV塗装などメンテナンスが簡単な仕上げが多く、長期間きれいな状態を維持することが重視されます。

まとめ

イタリアの無垢フローリングは、デザイン性の高さや高級感、伝統を重視する点で日本とは異なる魅力があります。一方、日本の無垢フローリングは気候や文化に適応した実用性が特徴です。両国の違いを理解し、それぞれの強みを取り入れた空間づくりを楽しむのも良い選択です。

イタリアのオークやウォルナットを使ったワイドプランクやヘリンボーンのデザインは、日本でも徐々に人気が高まっています。ぜひ、海外のデザイン文化を取り入れたフローリング選びを検討してみてください。




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