ブラックチェリーは、北米を代表する広葉樹のひとつで、美しい杢目や経年変化による深みのある色味が特徴です。
家具材や内装材として人気が高く、高級感のある仕上がりを求めるプロやDIY愛好家からも支持されており、エコロキアでもブラックチェリーの無垢フローリングをラインナップしております。
今回は無垢フローリングではなく、ブラックチェリーの一枚板を入荷しましたので、その魅力や可能性について詳しくご紹介します。
ブラックチェリーの特性と魅力
ブラックチェリー(アメリカンブラックチェリーとも呼ばれる)は、サクラ属の落葉広葉樹で、樹高は25〜30メートルに達することもあります。その木材は適度な硬さと加工のしやすさを兼ね備えており、幅広い用途で使用され、魅力は沢山ありますがそのうちのいくつかをご紹介致します。
美しい杢目
ブラックチェリーの木材は、細かく整った杢目が特徴で、優雅さを感じさせます。
また、木肌は滑らかで、仕上げ加工を施すと深い光沢が現れます。そのため、無垢フローリングや家具材としても高く評価されています。
シルクのような肌触り
ブラックチェリーは肌理が細かく磨くことで極上の肌触りとなります。
テーブルやカウンターとして使用すればずっと触れていたくなること間違いなしのウルトラスムースな質感は他の樹種を圧倒しています。
経年変化の楽しみ
ブラックチェリーの大きな魅力は、その経年変化にあります。
新しい状態では薄いピンクがかった色味ですが、時間の経過とともに赤みを帯びた濃いブラウンへと変化します。この変化が「木を育てる楽しみ」を与え、ブラックチェリー製品を長く使いたいという愛着を生みます。
適度な強度と加工性
硬すぎず柔らかすぎない性質のため、木工加工がしやすく、DIYにも適しています。
さらに、表面の仕上げを行いやすいので、レジンとの組み合わせでも滑らかな接合が可能です。
入荷したブラックチェリー一枚板の仕様
今回エコロキアでは、以下の2枚の一枚板を入荷しました。
サイズ1:36×440×3180mm
厚さ36mm、幅440mm、長さ3180mmと、ダイナミックなサイズ感が特徴です。
半分ぐらいまでは両耳があり、残り半分は切り落としとなっいるため、上半分でレジンテーブル、下半分でカウンターを作ってみては如何でしょう。
サイズ2:23×250×3640mm
厚さ23mm、幅250mm、長さ3640mmで、スリムなデザインを求める方におすすめです。
耳の部分にレジンを入れるとかなり長いカウンターテーブルが出来るので飲食店のバーカウンターや壁面ディスプレイなどに活躍するサイズです。
ブラックチェリー一枚板を使ったレジンテーブルのアイデア
これらのブラックチェリーの一枚板とレジンを組み合わせたテーブルやカウンターは、独特のデザイン性と実用性を兼ね備えています。以下はおすすめの活用アイデアです。
片側にレジンを流し込むカウンターテーブル
細身ののブラックチェリー一枚板を使い、片側にレジンを流し込んでカウンターテーブルを作る方法は特に人気です。例えば、36×440×3180mmの板をベースに使えば、ナチュラルな木目と透明感のあるレジンのコントラストが際立ち、シンプルながらも洗練されたデザインになります。
透明なグリッター(ラメ)を閉じ込めたり、カラーをつけたりすることで、さらに個性的な演出が可能です。
センターに木を配置したレジンテーブル
一般的なレジンテーブルは2枚の板を中央に空間を設けて配置し、その間にレジンを流し込むことで「リバーテーブル」と呼ばれますが、その逆で中央にブラックチェリーを配して両サイドをレジンで制作することで個性的なデザインが楽しめます。
3. 壁面やインテリアとしての活用
細めの23×250×3640mmの板は、カウンターだけでなく壁面パネルとしても活用可能です。
レジンを部分的に流し込んで光を透過させると、アートのような仕上がりになります。バーやカフェなどの空間にもぴったりです。
ブラックチェリーの一枚板を選ぶ理由
ブラックチェリーをレジンテーブルに使うことで、他の樹種では得られない以下の魅力を引き出せます。
- 高級感ある仕上がり
ブラックチェリーの木肌の滑らかさと光沢は、樹脂の質感と絶妙にマッチします。さらに、使い込むほど深まる色味がインテリア全体の品格を高めます。 - 使うほどに愛着が湧く
ブラックチェリーは経年変化を楽しむ素材としても優秀です。年月を重ねるごとに味わいが増し、レジン部分とのコントラストも変化します。 - DIYやカスタマイズの自由度
加工のしやすさから、自分好みのサイズや形状にカスタマイズしやすいのもブラックチェリーの魅力です。
ブラックチェリーとエコロキアのコンセプト
エコロキアでは、単に木材を販売するだけでなく、「木とともに暮らす楽しみ」を提案することを目指しています。ブラックチェリーの一枚板は、その思いを体現する素材のひとつです。
「不便を楽しむ」というコンセプトにも通じるこの素材は、手をかけて育てる贅沢や、ものづくりの喜びを提供します。
もしブラックチェリー一枚板に興味がある方は、ぜひエコロキアまでお問い合わせください。
私たちのプロフェッショナルな視点から、最適な活用方法や製作サポートをお手伝いいたします。
ブラックチェリーの木材が持つ自然美とレジンの相性を楽しむことで、自分だけの特別な家具や空間を作り上げてみませんか?




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