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バーチ(カバ / 樺)無垢フローリングの研磨作業レポート【2日目】

バーチ(カバ / 樺)施工事例

古い表面を完全に白木に戻し、シーラーを下塗りしました

昨日からスタートした、神戸市東灘区の住宅におけるバーチ無垢フローリングの研磨作業。

本日はその2日目となります。

初日は主に粗削り工程を中心に、経年による汚れや金属による変色などを取り除いていきましたが、まだまだ本来の美しさとは言えない状態でした。

そして迎えた本日。いよいよ古い表面を完全に削り取り、白木の状態まで戻す作業に取り掛かりました。

白木に戻す大切な意味

バーチ材は、もともと滑らかで優しい質感と淡い色合いが特徴ですが、経年や生活の中でどうしても汚れや傷みが蓄積してしまいます。

そこで、古い表面を徹底的に削り落とし、「まっさらな白木」に戻すことで、新たに塗装を施す際にムラなく、美しい仕上がりを実現できるのです。

今日の工程では、特にキッチン周りや物干し台付近の金属跡など、細かい部分も念入りに研磨しました。

研磨機だけでは届きにくい壁際やコーナーも、手作業できめ細かく処理しています。

シーラー下塗りで、さらに美しさと耐久性を

全体を白木に戻したあとは、すぐに乾燥状態を見極めながらシーラー(下塗り材)を塗布しました。

シーラーとは?

シーラーは、無垢フローリングの表面に塗る「下地剤」であり、以下のような役割を担っています。

木材内部への過剰な塗料吸い込みを防ぐ 塗装の密着性を高め、耐久性を向上させる 最終仕上げ塗装の色ムラを防ぎ、均一な発色を助けます。

特にバーチのような比較的目の細かい材種でも、シーラーをきちんと入れておくことで、後の仕上がりに大きな差が出ます。

本日の作業を終えて

本日は無事、すべての床面を白木に戻し、シーラー塗布まで完了しました。

明日はいよいよ最終仕上げの上塗り工程に入る予定です。

シーラーを吸った木肌は、さらに落ち着いた風合いを見せ始め、

明日にはさらに美しいバーチフローリングの姿を取り戻すことでしょう。

どれほど綺麗になったか――

それは明日のお楽しみ!

引き続き作業レポートを更新していきますので、ぜひご期待ください。

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