便利さ、早さ、コスパ。
今の時代、それが選ばれる商品の基準になっていますし、自分自身、買い物をするときにそれらは重要な判断基準になっています。しかしその一方で、それらとはまるで逆の価値観に惹かれることもあり、またそれに共感してくれる人たちがいます。
「手がかかるものほど、愛おしい」
「大量生産じゃなく、少量でもこだわったものがいい」
「“モノ”というより、“物語”があるものが欲しい」
そんな人たちに、ひっそりと、でも確実に選ばれ続けているブランドがあります。
それが、エコロキアです。
…なんて臭い言い回しですが、そうありたいと願っています。
「天然木とともに生きる」という世界観
エコロキアが取り扱うのは、無垢フローリング、ウッドデッキ、家具といった天然木製品。さらに、レジンテーブルや木工品、そして自然塗料など――一見するとバラバラに見えるラインナップですが、そのすべてに共通しているのは、「本物の素材と、丁寧な暮らし」という軸です。

私たちは、木を「商品」としてだけではなく、「暮らしを育てるパートナー」として見つめています。木は生きていた素材。1本として同じものはなく、使い手と共に表情を変えていきます。
だからこそ、木の“クセ”や“気まぐれ”も含めて楽しめる人に届けたい。そんな想いが、エコロキアのすべての活動の根底にあります。
作り手も“こだわり派”。買い手も“こだわり派”。
エコロキアには、ちょっと変わったお客様が多いです。
「一般的な床材じゃ、物足りない」
「この木目、どこの部位?」
「こんな節があるのが、かえって美しいんですよね」
そう語るのは、設計士、工務店の担当者、インテリアデザイナー、DIY愛好家、そしてご自身で家を建てるような方々。つまり、モノに対して、並々ならぬこだわりを持っている人たちです。

なぜ、そんな“目の肥えた”人々がエコロキアを選ぶのか?
それは、エコロキア自身が「素材マニア」だから。
社内には、木材の輸入・製材・乾燥・施工・補修まで熟知したプロフェッショナルが在籍し、どんなニッチな要望にも真摯に応えます。

たとえば「レジンテーブルの素材として、面白い杢目の板が欲しい」といったご相談にも、在庫や全国の製材所ネットワークから、ぴったりの1枚をご提案。
“売れ筋商品”ではなく、“あなたに合った素材”を探し出す。それがエコロキアのスタイルです。
「不便を楽しむ」ことの贅沢
エコロキアが掲げるキーワードのひとつに、「不便を楽しむ」という言葉があります。
便利さは確かに楽。でも、便利だけでは満たされない心がある。
たとえば、無垢材は調湿して動く。湿気で膨らみ、乾燥で縮む。だから施工にも知識がいるし、日々のメンテナンスも必要。
けれどその手間が、愛着を生みます。
レジンテーブルも同じです。完成品を買うより、自分でつくる。木を選び、レジンを流し、磨き上げる。そのプロセス自体が、暮らしを豊かにしてくれるのです。
エコロキアは、そんな“作る楽しみ”を提供する場として、ワークショップの開催やオリジナルの自然塗料の試験販売なども行っています。
ただモノを売るのではなく、「モノとの付き合い方」そのものを提案しているのです。
「なんとなく、いい」じゃなく「ちゃんと理由がある」商品だけ
今や“おしゃれっぽい”だけで売れる時代。でも、エコロキアの商品には“なんとなくのかっこよさ”はありません。
例えばアカシアの無垢フローリング。見た目の美しさはもちろんですが、それだけでなく、寸法安定性・耐久性・防虫性・コストバランスまで踏まえたうえで選ばれています。
また、見た目が多少「野性味」あっても、それを活かせる空間提案まで可能。商業施設やカフェ、リノベーション住宅などで、「素材の個性を武器にする」という発想もエコロキアならでは。
“なんとなくいい”ではなく、“ちゃんといい”を突き詰める。だからこそ、リピートしてくださるお客様が多いのです。
パートナー企業・個人との共創も
最近では、「エコロキアのような世界観で、自社商品を販売したい」という企業・個人とのアライアンスパートナーも増えてきました。
木材だけでなく、天然素材・オーガニック製品・クラフト品など、手間をかけて作られたものに価値を感じる人々とともに、新しいマーケットを育てようとしています。
販路としては、エコロキアの自社ECサイトや、こだわりのセレクトショップ的なオンラインストアを予定。そこでも、「ただ売れるもの」ではなく、「語りたくなるもの」だけを並べる予定です。
本物を選ぶという、小さな革命
「なんとなく無垢っぽい床じゃなくて、本物の無垢を使いたい」
「時間がかかっても、自分の手で仕上げたい」
「ちょっと不便だけど、それがかっこいい」
そんな想いを抱く人たちにとって、エコロキアは単なるショップではありません。
“共犯者”であり、“相棒”であり、“案内人”なのです。
これからも私たちは、ただの商売ではなく、“木とともに暮らす楽しみ”を提案し続けます。あなたも、そんなちょっと不便で、ものすごく贅沢な世界に、一歩足を踏み入れてみませんか?


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