レジンテーブル制作体験で、思い出をカタチに
奈良県のアトリエで行っているエコロキアのレジンテーブル制作体験にて、今回は特別なテーブルが完成しました。
その主役は、欄間(らんま)。

かつて和室の意匠として愛された彫刻欄間を、現代のレジンテーブルとして生まれ変わらせるという、とても粋なプロジェクトでした。
体験にご参加いただいたのは、柳様ご夫妻。おふたりは現在、ご自身の手で古い古民家をセルフリノベーション中という、暮らしそのものをデザインされている方々です。
そしてこのたび、そのご自宅に完成したレジンテーブルを納品させていただきました。
古材×レジンの融合が魅せる、新しいインテリアの形
今回のレジンテーブルは、実に見事な彫りが施された3枚の欄間を天板に用い、それぞれの彫刻の隙間に透明なレジンを流し込むことで、まるで作品そのものがガラスの中に封じ込められたような美しさに仕上げました。

欄間が放つ日本の美
欄間はもともと、空間をゆるやかに仕切るための建具の一部。通風・採光を担いながら、室内に美しさと格式をもたらしてきた日本独自の文化です。
そのまま使えば古民家風、切断すればアートパネルにもなる素材ですが、今回はその魅力を丸ごと活かして、レジンの中に封じ込めるというアプローチ。
レジンのクリアな質感が、欄間彫刻の立体感を際立たせ、和の美と現代的な素材感が見事に融合しています。
納品当日の様子
納品に伺ったのは、しっとりとした土の香り漂う、まさに“本物の古民家”。
ウグイスのさえずりが響く中、玄関のそばにある軒下のベンチの前に、そっとレジンテーブルを配置。天板の表面を撫でながら「うわぁ…すごい」と見つめるご夫婦の笑顔が、すべてを物語っていました。

「この家には、ピッタリですね」と思わず声に出してしまうほど、周囲の風景や建具、草木と一体となったような存在感がありました。
レジンテーブルの可能性は無限大
今回のように、レジンテーブルはただ木材を組み合わせるだけではありません。
組み合わせられる素材の一例
- 古材(欄間や建具など)
- 布(着物地や帯など)
- 石(天然石、鉱物、砂利)
- ドライフラワー(思い出の花束など)
- 和紙や写真、メモリアルオブジェ など
“封じ込めたいもの”にストーリーがあればあるほど、唯一無二のテーブルになります。

日々を彩る家具でありながら、過去と現在、そして未来をつなぐ存在にもなれる。レジンテーブルとは、そんな可能性に満ちたプロダクトです。
手をかけて、思い出と暮らす贅沢を
セルフリノベーションに取り組む柳様ご夫妻は、「時間をかけて家と向き合うことで、愛着が湧く」とおっしゃっていました。
それは私たちエコロキアの理念とも通じています。
「便利で早い」よりも、「不便を楽しむ」「手間をかける」ことでしか得られない豊かさがある。
このレジンテーブルが、ご夫妻のこれからの暮らしにそっと寄り添い、日々のひとときをより豊かに彩ってくれることを願っています。
世界にひとつだけのテーブルを、あなたも
欄間や布、石などを使ったオリジナルのレジンテーブル制作体験は、奈良県御所市のエコロキアアトリエにて随時開催中です。
お客様ご自身が手を動かし、素材を選び、世界にひとつだけのテーブルを作り上げる貴重な体験。
思い出を“作品”にしたい方には、心からおすすめです。
▶︎レジンテーブル制作体験の詳細はこちら
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