カビの生えた木製建具、諦めていませんか?
築年数の経った住宅では、湿気の多い場所に設置された木製建具にカビが発生することがあります。特に、風通しが悪く結露しやすい箇所では顕著です。今回ご紹介するのは、須磨区のリフォーム現場で実際に施工した「木製建具の再生プロジェクト」。カビで黒ずんでしまった木枠を研磨し、美しくよみがえらせた工程をご紹介します。
【施工前】木枠にびっしりと広がった黒カビ

カビの原因は湿気と経年劣化
ご覧のように、木枠の表面には広範囲にわたって黒カビが繁殖していました。これは、長年にわたって蓄積された湿気やホコリ、そして木材の保護不足が原因です。木そのものに浸透してしまう前に、適切な処置を施すことが重要です。
【工程1】サンディングによるカビの除去

表面のカビを削り落とす丁寧な作業
まずは電動サンダーと手作業を併用し、カビが発生している箇所を慎重に研磨。木目に沿って丁寧に作業することで、木材を傷めずに表面の汚れを落とします。カビは表面的に見えている以上に深く根を張っていることもあるため、木肌が明るくなるまでしっかりと研磨を行いました。
【工程2】天然塗料「オスモ ウッドプロテクター」で防腐・防カビ

人体に優しく、しっかり守る天然ワックスベース
研磨後の無垢の木肌には、防カビ・防腐効果のある下塗り剤「オスモ ウッドプロテクター」を使用。画像にもある通り、この製品は生物殺菌剤(バイオサイド)を含まない天然成分ベースの塗料であり、室内でも安心して使用できます。
木材に深く浸透し、内側から守る
オスモのウッドプロテクターは、蜜蝋と植物油からできており、木材の内部まで染み込み、防カビ・防腐・防虫の効果を発揮します。塗装後は木の風合いを保ったまま、しっとりとした仕上がりに。
リフォームで大切なのは「見えないところ」への配慮
今回のように、建具のカビや汚れは見た目の印象を大きく左右するだけでなく、放っておくと木材そのものを劣化させてしまいます。エコロキアでは、こうした「ちょっとした不具合」にも丁寧に対応し、素材本来の美しさと長持ちする仕上げを追求しています。
オスモで守る、木のぬくもり
木の魅力は、風合いや杢目の美しさだけでなく、手をかけることで再生できる「育てる楽しみ」にもあります。今回使用した「オスモ ウッドプロテクター」は、木の呼吸を妨げずに保護する理想的な下塗り剤。天然素材にこだわる方には特におすすめです。
無垢の建具やフローリングのカビ・汚れでお悩みの方へ
エコロキアでは、無垢材の補修や再生に関するご相談も随時承っております。今回のような「建具のカビ除去と再塗装」から、「フローリングの研磨再生」まで、天然素材に精通した専門スタッフが対応いたします。
お問い合わせ・無料相談受付中!
カビや汚れが気になる方、オスモ塗装について詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。美しさと耐久性を両立した「本物のメンテナンス」で、無垢材の魅力を末永く楽しみましょう。

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