職人が生み出す天然木のR框（曲げ框）｜空間をやわらかく彩る別注オーダー製作

R框（曲げ框）とは？空間をやわらかく彩る職人の技

直線では出せない上品なカーブライン

R框（アール框）とは、玄関框や階段框などに使われる「曲線形状の框（かまち）」のことを指します。直線の框では得られない柔らかな印象を与え、空間全体に自然な流れと温もりを生み出します。

特にオークやバーチ、メープル、ブラックウォルナットなどの天然木で製作するR框は、木目が流れるように曲線を描くことで、上品かつ立体的な美しさを表現します。

デザイン性と機能性を兼ね備えた意匠材

R框は単なる装飾ではなく、段差の保護や仕上げの精度を高める重要な役割を担います。曲線部にも隙間のない施工を実現するためには、精密な型取りと熟練の加工技術が必要です。
エコロキアでは、設計段階で曲率を正確に割り出し、素材の特性に合わせた曲げ加工を実施。天然木の風合いを損なわない、美しく耐久性のあるR框をお届けします。

別注製作だからこそ実現できる理想の曲線デザイン

空間デザインに合わせたオーダー対応

既製品では対応が難しいサイズや曲率も、別注製作なら自由自在。玄関ホールや階段、店舗什器など、設計図に合わせた一点物のR框を製作します。
住宅はもちろん、ホテルやレストランなどの商業空間でも採用実績があり、空間全体のデザインコンセプトを崩さずに「木のぬくもり」をプラスできます。

木目と形状を両立させる高度な曲げ加工

R框の製作では、木の繊維方向と曲率の関係を緻密に計算します。強引に曲げると割れや剥離の原因になるため、エコロキアでは積層構造と突板技術を組み合わせ、強度と意匠性を両立。

職人が一枚一枚木目を見極め、貼り合わせ方向や厚みを調整することで、流れるような木目を保ちながら正確なR形状を実現しています。

オークR框製作の工程とこだわり

曲げ合板＋突板仕上げで強度と美しさを両立

今回の製作事例は、オーク（ナラ / 楢）のR框。曲げ合板を基材に使用し、表面にオーク突板を貼り合わせることで高精度なR形状を実現しました。

乾燥や圧着の工程を経て、木目の流れが自然に見えるように手作業で研磨。無垢材のような質感を保ちつつ、反りや歪みのない安定した仕上がりを追求しています。

熟練職人の手仕事が仕上げる自然なカーブ

最終工程では、曲面の面取りや仕上げ研磨をすべて手作業で行います。光の反射や触感を確かめながら、木肌の微妙な凹凸を整え、手で触れても心地よい滑らかさに。
機械加工では再現できない繊細な手触りこそ、天然木のR框の魅力です。見る角度によって木目が立体的に表情を変え、上質な存在感を放ちます。

ご相談はエコロキアへ｜オーク以外の樹種も対応可能

多樹種対応で幅広いデザインに対応

エコロキアでは、オーク（ナラ / 楢）をはじめ、バーチ（カバ）・ブラックウォルナット・メープル・チェスナット・アカシアなど、様々な天然木でR框の製作が可能です。
空間のデザインコンセプトや床材との相性を考慮し、最適な樹種をご提案します。塗装仕上げも、自然塗料・ウレタン塗装・着色オイルなど、用途に合わせた選択が可能です。

1本からでもオーダー可能。図面製作もサポート

R框の別注製作は、1本からのご注文にも対応しています。設計図や寸法図をお送りいただければ、曲率計算から製作図面の作成までをサポート。

全国配送も可能ですので、関西以外の工務店・設計士様からのご依頼も承ります。木の個性を活かしたオーダー框で、空間に“本物の存在感”をプラスしてみませんか。

よくある質問