イタウバウッドデッキで仕上げたオリックスバッファローズ青濤館のリハビリ用流水プール

大阪府大阪市此花区にある、オリックスバッファローズ青濤館のリハビリ用流水プールに、イタウバ ウッドデッキが採用されました。このプロジェクトでは、イタウバのウッドデッキが、素足で歩く場所に最適な素材として選ばれた理由やその魅力についてご紹介します。

青濤館の概要

青濤館は、オリックスバッファローズの選手たちが使用する舞洲野球場に隣接した施設です。ここには、第二球場（舞洲サブ球場）や室内練習場、さらには選手寮があり、選手たちのトレーニングやリハビリに欠かせない施設が整っています。その中でも、リハビリ用の流水プールは、選手の回復をサポートする重要な設備です。

イタウバウッドデッキを採用した理由

今回、リハビリ用流水プールのプールサイドには、イタウバのウッドデッキが選ばれました。イタウバは、硬くて耐久性に優れたハードウッドとして知られ、その特性が流水プールに最適であるためです。具体的には、以下の理由でイタウバが選ばれました。

灰汁（アク）が出にくい

イタウバの木材は、灰汁（アク）が出にくいという特性を持っています。これにより、プールのように水が頻繁にかかる場所でも使用に適しています。アクが出にくいため、木材の色が変色することが少なく、長期間美しい見た目を維持できます。これが、プールサイドなど湿気が多い場所でも、メンテナンスが簡単に保たれる理由です。

ささくれにくい

イタウバは、ささくれにくいという特徴を持ち、素足で歩く場所に最適です。流水プールでは、選手たちが素足で利用することが多いため、ささくれが発生しにくいことが重要です。これにより、怪我のリスクを減らし、安全な空間を提供します。

振動に強い

プールが流水プールであるため、常に水の流れや振動があります。通常、モルタルやタイルを使用すると、振動によってひび割れが生じる可能性があります。

しかし、天然木のウッドデッキは、木材特有の弾力性と柔軟性を持ち、振動を吸収して耐えることができるため、将来的に割れが発生するリスクを避けることができます。イタウバ材は特に強靭な木材であり、長期間安定して使うことができます。

イタウバウッドデッキの魅力

イタウバは、ブラジル原産のハードウッドで、非常に高い耐久性を誇ります。そのため、外部環境で使用されることが多い木材です。特に、プールサイドなどの湿気が多い場所では、耐水性や耐腐食性が求められるため、イタウバのような高耐久木材が非常に適しています。

また、イタウバ材は美しい色合いと強い木目が特徴で、高級感を演出するため、施設の印象を高めることができます。特に、エコロキアのイタウバ材は、濃淡や節を含む自然な表情を持ち、荒々しさがありながらも、木の温もりが感じられます。

施工の詳細

• 所在地：大阪府大阪市此花区
• 物件名：オリックスバッファローズ 青濤館
• 樹種：イタウバ
• 形状：S4S / E4E ウッドデッキ
• グレード：プレミアム
• サイズ：20×105×2400（mm）等
• 塗装：無塗装
• 備考：リハビリ用流水プールの仕上げ材として使用

今回、オリックスバッファローズ青濤館のリハビリ用流水プールに採用されたイタウバウッドデッキは、耐久性と美しさを兼ね備えた素晴らしい選択肢です。特に、灰汁が出にくく、ささくれにくいという特性が、素足で利用するプールサイドに最適です。また、イタウバ材の自然な木目と強い木目は、施設の美観を保ちながらも、耐久性を確保するために理にかなった選択です。

木材としての特性が十分に活かされたこのウッドデッキは、今後も長期間にわたって安全で快適な空間を提供し、オリックスバッファローズの選手たちのリハビリをサポートし続けることでしょう。

よくある質問｜イタウバ ウッドデッキについて