パドウク（カリン / 花梨） ウッドデッキ

パドウク（カリン / 花梨）は一般的に花梨と呼ばれており、その美しい赤褐色と独特の瘤（バール）杢で世界中の愛好家から珍重されています。

海外では紫檀同様に「ローズウッド」の名で親しまれている銘木のひとつで、タイ北部、ラオス、カンボジア産の花梨を中心にミャンマーの「ビルマカリン（プラドゥー）」、東インドの「アンボイナ」あたりを本花梨と云い、フィリピンの「ナーラ」やインドネシアの「リングア」は広義には花梨ですが、本花梨と比較して黄色味が強いことが特徴です。

また近年では、ナイジェリア、カメルーン、ザイールなど西アフリカに自生している「アフリカンパドウク」も強い赤味と美しい杢目から本花梨同様に家具や楽器、装飾類にも良く用いられており、耐久性、対候性の高さからヨーロッパではウッドデッキ材としても非常に人気があります。