芦屋の邸宅でご依頼いただいたフローリング補修
兵庫県芦屋市にて、一枚ものオーク(ナラ / 楢)複合フローリング【プレミアム】15×150×1820mmの補修をご依頼いただきました。
お施主様が物件をご購入され、リノベーションを進める中で「既存の床を美しく蘇らせたい」という強いご要望をいただいたのが今回のきっかけです。

リノベーションの際、フローリングを張り替えるか、それとも研磨と再塗装で再生するかは大きな判断ポイントです。特に中古住宅の場合、前所有者がどのように床を使ってきたのか、どのような塗料を塗布していたのかは不明なことが多くあります。そのため張り替えを検討される方も少なくありませんが、無垢フローリングや厚単板を使用した複合フローリングであれば、研磨と再塗装で新品のように再生できるのです。

エコロキアでは、こうしたフローリングの再生を得意としており、コストを抑えつつ美しさを取り戻す施工を行っています。
経年劣化とシミの問題を解決する方法
フローリングに残る鉢跡のシミ
今回の現場を確認したところ、観葉植物の鉢跡とみられる丸いシミがフローリングに残っていました。こうしたシミは奥深くまで浸透してしまうため、残念ながら研磨だけでは完全に消すことはできません。

しかし、床全体を研磨することで色合いが均一になり、シミが目立ちにくくなります。部分的な補修ではなく全面を研磨して再生するからこそ、空間全体の美しさを保つことが可能になるのです。
全体研磨で得られる効果
フローリング表面を均一に削ることで、経年によるくすみや傷も目立たなくなり、木本来の質感を取り戻します。実際に施工を進めると、研磨前と研磨後の違いは一目瞭然。木目の美しさが引き立ち、明るく清潔感のある空間へと変化していきました。








無垢材と厚単板フローリングの強み
張り替えではなく「再生」を選ぶ価値
無垢フローリングや厚単板を用いた複合フローリングは、表層に十分な厚みがあるため、数回の研磨に耐えられるのが大きな特長です。そのため、古くなった床でも研磨+再塗装で新品同様に蘇ることが可能です。
一方で張り替えを行うと、廃材が出てしまいコストも大きくなります。しかし研磨再生であれば、廃材を出さずに環境に優しく、経済的にも負担を軽減できます。これこそがサステナブルな住まいづくりに繋がる選択肢といえるでしょう。

メンテナンス性と長期的なメリット
研磨を施したフローリングは表面の凹凸が整うため、その後のメンテナンスも容易になります。さらに自然塗料で仕上げることで、汚れやシミにも強くなり、日常的な清掃だけで美しさを保てるのです。
仕上げに選んだ自然塗料「リボス クノス白木」
自然素材ならではの安心感

今回の施工では、最終仕上げにドイツ製の自然健康塗料「リボス クノス #200 白木」を採用しました。
植物由来成分を主原料とするこの塗料は、化学物質を含まずシックハウスの心配がないため、小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心です。

オークの美しさを最大限に引き出す
研磨前はグレーがかったオイル仕上げのような印象でしたが、「白木」で再塗装することで、オーク材本来のナチュラルな色調が蘇りました。大きな窓から差し込む光を受け、床全体が明るく上質な空間へと変化。芦屋の邸宅らしい気品ある住まいが完成しました。
美しく蘇ったフローリングの仕上がり
完成後のフローリングは、研磨前とはまったく別物のように明るく美しい表情を取り戻しました。白木の仕上げによって清潔感が際立ち、家具やインテリアを配置すれば、さらに洗練された空間に仕上がるでしょう。

お施主様からも「張り替えなくてもここまで綺麗になるとは思わなかった」とご満足いただきました。
フローリング研磨・再塗装を選ぶメリット
コストパフォーマンスに優れる
張り替えよりも費用を抑えられ、環境にも優しい選択肢です。
廃材を出さないサステナブルな施工
既存の床を活かすことで、廃材を最小限に抑え、持続可能な住まいづくりを実現します。
プロの職人による安心施工
専用の機械と熟練の技術を組み合わせることで、DIYでは難しい均一で美しい仕上がりを実現します。

