豊中市の新築一戸建てにウリンウッドデッキを施工
大阪府豊中市の新築一戸建てにて、ウリン材を使用したウッドデッキを納品・施工させていただきました。
今回採用されたのは、ウリン S4S/E4E プレミアムグレード。サイズは30×120×4000mmと長尺で迫力のある材料を使用しています。
束(デッキを支える土台部分)にはフクビ マルチポストを採用し、安定性と施工効率を高めました。ウリンは硬質で比重も重いため、土台部分の精度は非常に重要です。フクビのマルチポストは高さ調整が容易で、確実なレベル出しができるため、ウリンのようなハードウッドデッキには最適な選択といえます。

ウリンの特徴と施工時の注意点
圧倒的な耐久性を誇る「ウリン」
ウリンは「アイアンウッド」とも呼ばれるほど重厚で硬質な木材です。東南アジア原産の広葉樹で、屋外での使用において20年以上の耐久性を誇ると言われています。防腐剤を必要とせず、シロアリや腐食にも非常に強いため、ウッドデッキ材として世界中で高い評価を得ています。

赤い灰汁への対策が必須
ただし、ウリン材には施工時に注意点があります。それは「灰汁(あく)」の発生です。ウリンを切断した際や施工後に雨に濡れると、赤茶色の灰汁が表面に現れます。この灰汁は酸性であるため、施工現場ではあらかじめ対策を講じる必要があります。
今回の現場でも、オスモカラー ウッドステインプロテクター #708「チーク」を1回塗りした状態で材料を納材し、施工後に2回目を塗装する手順を取りました。それでも木口や木屑から灰汁は出ますが、塗装をあらかじめ施すことでその量を抑えることができます。
灰汁が付着した場合には、ハイターなどのアルカリ性洗剤で洗浄すると効果的です。施工業者やDIYでウリンを扱う方は、必ず現場に準備しておくことをおすすめします。









美しく仕上げるための塗装工程

ウリンは無塗装でも十分に耐久性がありますが、今回はオスモカラー ウッドステインプロテクター #708「チーク」を採用しました。
- 納材時に1回目を塗装
- 工場出荷前にあらかじめ1回塗りを施すことで、施工時の灰汁を軽減。
- 施工後に2回目を塗装
- デッキ全体が組み上がった後に2回目を塗装することで、表面の保護と色の深みをプラス。

チーク色の塗装によって、ウリンの持つ重厚な質感がより際立ち、高級感あふれる仕上がりになりました。自然な木目と深みのある赤褐色は、豊中市の住宅街においても一際存在感を放っています。
ウリンデッキのメリットとデメリット

メリット
- 耐久性が圧倒的に高く、メンテナンスが少なくて済む
- シロアリや腐朽菌に強く、長寿命
- 赤褐色からシルバーグレーへの経年変化も楽しめる
デメリット
- 重く硬いため施工には高い技術が必要
- 赤い灰汁が出るため、施工直後は注意が必要
- 材料費が比較的高価
施工データ

- 所在地:大阪府豊中市
- 物件名:新築一戸建て 個人様邸
- 樹種:ウリン
- 形状:S4S / E4E ウッドデッキ
- グレード:プレミアム
- サイズ:30×120×4000mm 他
- 束:フクビ マルチポスト
- 塗装:オスモカラー ウッドステインプロテクター #708「チーク」

