オリーブ

オリーブ無垢板の穴のクローズアップ。樹皮の名残と渦巻く木目が立体的に見える
節や虫道、時間の積み重ねがつくった孔。その縁には木目が渦を描き、まるで自然が刻んだアートのような表情を見せています。

オリーブの特徴

オリーブは成長が非常に遅く、緻密で硬く、個体ごとにまったく違う表情を持つ樹種です。
木目は渦を巻くように現れ、色味はクリーム色から濃褐色まで一枚の中に混在します。

オリーブの主な性質

  • 強い縮み杢・渦巻く木目
  • 高い硬度と重さ
  • 色幅が非常に大きい
  • 成長が遅く、材は希少
  • 表情の個体差が極めて大きい

均一さとは無縁の木目そのものが主役になる木です。

オリーブが向いているケース・向かないケース

向いている

  • 木目のインパクトを楽しみたい
  • 一枚で空間の印象を変えたい
  • アート性の高いテーブルが欲しい
  • 明るさと動きを空間に加えたい
  • 一点物らしさを重視したい

向いていない

  • 木目の主張を抑えたい
  • 均一で静かな表情が好み
  • ミニマルで無機質な空間
  • 他の家具と馴染ませたい

オリーブ×レジンテーブルの制作事例について

オリーブは一枚板の状態ですでに情報量が多い木です。
そのため、レジンは「足す」ための素材ではなく、木目を読みやすくするための間として使われます。

木と木の間に余白が生まれ、渦や縮み杢の流れが一枚の中で整理される。

オリーブのレジンテーブルは華やかさではなく、木目の密度そのものが印象になります。

よくある質問

Q
オリーブはレジンテーブルに向いた木ですか?
A

はい。オリーブは木目の動きと色幅が非常に大きいため、レジンと組み合わせることで表情が整理され、テーブルとして成立しやすくなります。一枚板だけでも個性的ですが、レジンを挟むことで木目の流れが読みやすくなり、完成度が高まります。

Q
木目が派手すぎることはありませんか?
A

オリーブは確かに主張の強い樹種です。ただし、主張が強い=うるさい、ではありません。渦巻く木目や縮み杢は、見続けるほど奥行きが出るタイプの表情です。静かな木目を求める方には向きませんが、素材そのものを楽しみたい方には非常に魅力的です。

Q
木目の主張が強すぎることはありませんか?
A

板の状態や木目の流れによりますが、サイドテーブルからダイニングテーブルサイズまで対応可能です。エルムは木目の向きや表情によって適したサイズが変わるため、用途だけでなく見え方も含めてサイズを決めることが重要です。無理に大きくするより、素材の流れが最も美しく見える寸法を優先します。

Q
強度や耐久性はどうですか?
A

オリーブは非常に硬く、比重も高い樹種です。日常使用のテーブルとして十分な強度を持ち、傷も入りにくい部類に入ります。ただし硬い分、加工には手間がかかるため、素材の状態を見ながら設計・仕上げを行います。

Q
サイズはどの程度まで対応できますか?
A

オリーブは大径木が少なく、サイズには限りがあります。サイドテーブルからダイニングサイズまで対応可能ですが、極端に大型のサイズは難しい場合があります。素材の幅や木目の流れを優先して、最も美しく見えるサイズで設計します。

オリーブのコラム

オリーブはどんな用途にも向く木ではありません。
木目は強く、色幅は大きく、素材としての主張がはっきりしている。

だからこそ使い方を間違えると浮いてしまう。

一方で、その個性を前提に設計すると代わりのきかない存在になります。
オリーブは用途に合わせる木ではなく、木に合わせて使い道を考える素材です。