
やわらかな木目と明るい色合いで、空間に圧迫感を与えないアガチスの羽目板。
主張しすぎない表情だからこそ、住宅から店舗、リノベーションまで幅広いシーンで採用されてきました。
エコロキアでは、アガチスを「安価な木材」としてではなく、使いどころを見極めてこそ活きる素材としてご提案しています。写真やカタログだけでは分かりにくい部分も含め、実際の使い勝手や注意点まで正直にお伝えします。
アガチスの特徴
アガチスは東南アジアを中心に分布する針葉樹で、日本では古くから建具材や内装材として使われてきました。
木目は比較的おとなしく、色味は淡い黄白色〜クリーム色。節も少なく、面として見せる羽目板との相性が非常に良いのが特徴です。
材質としてはやや柔らかめで加工性が高く、反りや割れが出にくいため、壁・天井など広い面積に施工しやすい素材です。一方で、硬さや耐水性を求める用途には向かないため、「どこに使うか」 の判断が重要になります。
エコロキアでは、塗装の種類や下地条件まで含めて、アガチス羽目板を安定して使うための前提条件を整理したうえでご提案しています。
アガチスが向いているケース・向かないケース
向いている
- 室内の壁・天井(リビング、廊下、寝室など)
- 明るくナチュラルな雰囲気を出したい空間
- 北欧風・和モダン・シンプルな内装
- コストと見た目のバランスを重視したい場合
- 塗装や仕上げで表情をコントロールしたいケース
向いていない
- 水が直接かかる場所(浴室・屋外)
- 土足や衝撃が頻繁にある壁面
- 濃い色味・強い木目を主役にしたいデザイン
- 無塗装での使用を前提とするケース(汚れやすい)
アガチスの商品
羽目板
アガチスの施工事例
アガチス羽目板の施工事例を見ると、
「面で見せたときの均一感」
「光の当たり方によるやさしい陰影」
がよく分かります。
天井全面に張った事例では空間が明るく広く感じられ、壁一面にアクセントとして使った事例では、主張しすぎない背景材として空間を支えています。
写真から、木目の出方や継ぎ目の見え方、塗装後の色変化などを確認することで、実際の完成イメージがより具体的になります。
よくある質問
- Qアガチスは安価な木材という印象がありますが、問題ありませんか?
- A
アガチスは比較的手に入りやすく、価格も安定しているため「安価な木材」と見られがちです。
ただし、それは内装材として扱いやすく、品質が安定しているという裏返しでもあります。羽目板のように面で使う用途では、クセが少ないことがむしろメリットになります。
- Q羽目板として使った場合、見た目は単調になりませんか?
- A
木目が穏やかなため、派手さはありませんが、単調になりすぎることもありません。
光の当たり方や張り方向によって、やさしい陰影が生まれます。主役にする素材というより、空間全体を整える背景材として適しています。
- Q節はどのくらい入りますか?
- A
アガチスは節が比較的少ない樹種です。
節の主張が強い素材を避けたい方や、天井・壁をすっきり見せたい場合には向いています。特にプレミアムグレードの場合、多少の個体差はありますがほぼ無節材となっています。
- Q経年変化はどのように起こりますか?
- A

アガチスは、経年とともに全体的に少しずつ色が落ち着き、黄みを帯びたやわらかな色合いへ変化していく樹種です。
施工直後の明るく白っぽい印象から、時間をかけて空間になじむ方向へ変わっていきます。
- Q他の羽目板材(杉・ヒノキ)との違いは何ですか?
- A
杉やヒノキに比べて、香りや木目の主張が控えめです。
その分、和風・洋風を問わず合わせやすく、空間のテイストを限定しにくいという特徴があります。木の存在感を前面に出したい場合は、別樹種の方が向いています。
アガチスのコラム
アガチスは、主役になる木ではありません。
ですが、空間全体を成立させる「背景」としては非常に優秀な素材です。
派手な木目や強い色味はありませんがだからこそ照明・家具・床材の邪魔をせず、空間をまとめる力があります。エコロキアでは「木そのものの価値」よりも「どの場所で、どんな役割を担わせるか」を大切にしています。アガチス羽目板は、その考え方を象徴するような素材です。
アガチス羽目板が本当に合うか、一度整理しませんか?
羽目板は「張ってみないと分からない」と言われがちですが、用途・空間・仕上げを整理すれば、失敗は避けられます。アガチスが最適かどうかも含めて、プロの視点で正直にお話しします。



