パウロニア(キリ / 桐)

パウロニア(キリ / 桐)の特徴

パウロニア(桐)はゴマノハグサ科(※分類上はノウゼンカズラ科とされる場合もある)の広葉樹で非常に軽く、熱伝導率が低いことが最大の特徴です。

古くから箪笥、建具、下駄など、人の身体に近い道具に使われてきました。

桐無垢フローリングの主な性質

  • 非常に軽く、足腰への負担が少ない
  • 熱を伝えにくく、冬でも冷たさを感じにくい
  • 木目は直線的でおだやか
  • 柔らかく、凹みは入りやすい
  • 調湿性が高く、室内環境が安定しやすい

床材としては珍しい性質ですが、用途を理解すれば、非常に快適な素材です。

パウロニア(キリ / 桐)が向いているケース・向かないケース

向いている

  • 裸足で過ごす時間が長い
  • 寝室・和室・平屋住宅
  • 高齢者・子どもがいる住環境
  • 冷え性対策を重視したい
  • 床に「静けさ」を求めたい

向いていない

  • 傷や凹みを極力避けたい
  • 重い家具を頻繁に動かす
  • 商業施設・土足使用
  • ペットの爪への耐性を求める
  • 木目の迫力を重視したい

パウロニア(キリ / 桐)の商品

パウロニア(キリ / 桐)の施工事例

施工直後の桐は淡い乳白色で、とても軽やかな印象です。
時間の経過とともに色味はゆっくりと温かみを帯び、明るさを保ったまま落ち着いていきます。

凹みや傷は避けられませんがそれらは線として主張せず、床全体の柔らかな表情に溶け込みます。
「床をきれいに保つ」より、床と一緒に呼吸する感覚に近い素材です。

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よくある質問

Q
桐は柔らかすぎませんか?
A

桐は無垢フローリングの中でも非常に柔らかい部類に入ります。
硬さを重視する床材と比べると、確かに凹みや傷は入りやすいです。ただし、その柔らかさが足腰への負担を減らし、長時間立っていても疲れにくいという大きな利点につながっています。床を常に無傷で保ちたい方には向きませんが、暮らしの痕跡を受け入れられる方にとっては、快適性の高い床材です。

Q
傷や凹みはどのくらい目立ちますか?
A

凹みや傷は避けられませんが、桐は木目が穏やかで色味も淡いため、線状に目立つことは少ない傾向があります。
深い傷よりも、面全体にやさしい表情として馴染んでいくケースが多く、「傷が増えて汚くなる」というより「使い込まれた雰囲気が出る」と感じる方が多い素材です。価値観によって評価が分かれるポイントです。

Q
冬は本当に冷たくないですか?
A

桐は熱伝導率が非常に低く、素足で触れても冷たさを感じにくい木材です。
コンクリート下地や合板フローリングと比べると、その差ははっきり分かります。床暖房がなくても快適に過ごせたという声もあり、冷えやすい住環境や寝室などでは大きなメリットになります。

Q
経年変化はどのくらい大きいですか?
A

桐にも経年変化はありますが、オークやパインのように大きく色が濃くなることはありません。時間とともにわずかに温かみが増し、全体に落ち着いた表情へと変化します。明るさを大きく失わないため、施工時の印象を長く保ちたい方には向いています。

Q
水や湿気には弱いですか?
A

桐は調湿性が高く、湿度変化には比較的強い木材ですが、水分をこぼしたまま放置すると染みや変色の原因になります。特別に神経質になる必要はありませんが、濡れた場合は早めに拭き取ると安心です。水回りよりも居室向きの床材と考えるのが適切です。