シルバー チェリー(カバザクラ / 樺桜)

シルバー チェリー(カバザクラ / 樺桜)の特徴

シルバー チェリーは淡い色味をベースにやや落ち着いたピンクベージュが感じられる個性派の表情を持つ無垢材です。木目は穏やかでありながら、光の当たり方によって淡い陰影が現れるのが特徴です。

シルバー チェリー無垢フローリングの主な性質

  • 明るめ〜中間色の色味で空間を柔らかく演出
  • 木目は細かく穏やか、家具との調和が取りやすい
  • 中庸の硬さで足触りがやさしい
  • 経年変化が穏やかで、生活とともに深みが出る

力強さよりも上質さと調和を感じられる床材です。

シルバー チェリー(カバザクラ / 樺桜)が向いているケース・向かないケース

向いている

  • 明るさと落ち着きを両立させたい
  • 北欧・ナチュラル・和モダンの空間
  • 家具や素材の“木質感”を引き立てたい
  • 寝室・リビング・書斎など心地よさ重視の場所
  • ダンスフロア

向いていない

  • 濃色で重厚感を出したい
  • 強い木目のダイナミックさを求める
  • 商業施設・高摩耗床(飲食店・土足前提)
  • ペットの爪などで細かな傷を避けたい

シルバー チェリー(カバザクラ / 樺桜)の商品

ユニ 無垢フローリング

シルバー チェリー(カバザクラ / 樺桜)の施工事例

ある住宅のLDKでは施工直後に淡い色調と優しい艶感が、白い壁材や無垢家具との調和を見せました。
昼間は柔らかな自然光を受け光沢が空間全体を上品に整え、夜間は照明を受けて落ち着いた陰影を描く──
そんな“光との関係性を楽しめる床”です。

経年が進むと、元の色味を保ちながらほのかな温かみを帯びていく傾向があります。
極端な濃色変化ではなく、生活とともにゆっくり馴染むタイプです。

よくある質問

Q
シルバー チェリーとチェリー、サクラは同じですか?
A

いいえ、まったく別の樹種です。
シルバー チェリー(カバザクラ / 樺桜)はカバ(樺)材であり、サクラ、チェリーとは植物学的にも性質的にも異なります。
名称に「チェリー」と付いていますが、これは見た目がサクラ材に似ていることから使われてきた流通名です。実際には、シラカバやカバノキ科に近い性質を持つ木で、サクラ特有の赤みや強い色変化はありません。

Q
なぜ「チェリー」という名前が付いているのですか?
A

理由はシンプルで、見た目がサクラ材に似ているからです。
カバ材の中でも、木目が細かく、色味が淡くやさしいものは、サクラのような上品な表情を持ちます。そのため、日本では古くから「カバザクラ」「樺桜」と呼ばれてきました。
ただしこれは意匠的な呼び名であり、材の性質や経年変化はサクラとは異なります。

Q
硬さや傷のつきやすさはどう違いますか?
A

シルバー チェリー(カバザクラ / 樺桜)は、中庸な硬さを持つ広葉樹で、スギやパインよりは硬く、オークやアッシュ(タモ)ほどではありません。
日常生活での細かな傷は入りますが、木目が穏やかなため視覚的に目立ちにくく、傷が線として浮き上がりにくい傾向があります。サクラ材と比べると、やや安定感があり、扱いやすい床材と感じる方も多いです。

Q
経年変化はどのように起こりますか?
A
シルバーチェリー無垢フローリングの経年変化。淡い桜色の初期状態と、赤みが増した変化後の比較。

施工直後の淡いトーンから、わずかに温かみを帯びた色へと落ち着く傾向があります。白っぽさが残りつつ、木質感が深化するような変化です。日差しの強い部屋では多少の色の落ち着きが進みますが、極端な変色は少なく、均一で穏やかな変化が魅力です。

Q
オイル仕上げとウレタン仕上げ、どちらが向いていますか?
A

素材の良さを活かすならオイル仕上げがおすすめです。
オイル仕上げは、カバ材特有のなめらかな木肌と、光による穏やかな陰影を引き出します。
管理性を重視する場合はウレタン仕上げも選択肢になりますが、質感はやや均一になります。表情を楽しむ床か、管理しやすい床かで選ぶのが現実的です。

シルバー チェリー(カバザクラ / 樺桜)のコラム

床が静かだと空間の情報量は減らない。
むしろ、目線が散らず、暮らしの中心が見えてくる。

シルバー チェリーはそんな“余白のある床”です。