仕上がりに納得できない…。そんな時にできる無垢フローリングの「やり直し再生」
本日より、京都府内の戸建住宅にてオーク(ナラ/楢)無垢フローリングの研磨・再塗装工事に着手させていただいております。
今回のご依頼は、少し特殊な経緯からのものでした。
もともとは、古くなった床材に対して「洗い屋さん」が剥離剤を使って研磨し、
その後「塗装屋さん」が塗装を行ったとのこと。
しかし、剥離剤の残留が原因と思われる塗装ムラが目立つ仕上がりとなり、施主様がご不安になられたとのことで、弊社にヘルプのご依頼が入りました。
施工の工程が分断されていたため、誰がどこまでやったのか、どんな塗料や剥離剤が使われたのかが明確でない――そんな中での「フローリングを一からやり直してほしい」という難しいご要望に対し、丁寧に対応させていただいております。

一度やり直しが必要な無垢フローリングとは
剥離剤の残留による塗装不良
無垢フローリングの再塗装において、前処理となる研磨と塗装の間に別の業者が入るケースは少なくありません。その中でよく起きるのが「剥離剤の洗浄不良」による塗膜の密着不良です。
本件もまさにそれに該当すると思われ、前回塗られた塗料が一部は剥がれやすく、一部は硬化しておらず、全体にムラが出てしまっている状態でした。
仕上がりに満足できない場合の選択肢
「貼り替え」は最終手段です。
無垢材であれば、表面を削って再生する=研磨による“やり直し”ができるという選択肢があります。
今回はその再研磨を前提に、工程をすべてやり直すこととなりました。

今回の再施工工程をご紹介します
① 剥離剤を再使用し塗膜を緩める
まず、前回の塗装を完全に落とすため、再度剥離剤を使用。
前回の塗膜の種類が不明だったため、汎用の剥離剤をテスト施工し、反応を見ながら調整して進めました。
② 粗削りで古い層を除去
#60~#80のベルトサンダーで旧塗膜や汚れを完全に除去し、木の素地を露出。
表面のムラや段差もここでリセットします。
③ 仕上げ研磨と下地調整
#180~#240で滑らかな手触りに仕上げながら、塗装の下地をしっかり整えます。
この工程が不十分だと、塗料が吸い込みすぎたり、表面がざらついたりします。
④ プライマー → 着色 → トップコート
下地をしっかり整えた上で、プライマーを塗布→着色→トップコートという流れで仕上げていきます。
今回は自然系オイルと相性の良い塗料を使用する予定で、木目の美しさを活かしつつ、塗装の定着も高める設計にしています。
塗装不良や再施工にも柔軟に対応します
無垢フローリングは本来、美しく、そして長く使える床材です。
しかし、間違った施工やメンテナンス方法を取ってしまうと、せっかくの素材の魅力が損なわれてしまいます。
私たちエコロキアでは、
- 「他社で施工したけど仕上がりに納得できない」
- 「自分で塗ってみたけどムラになってしまった」
- 「このまま使い続けていいのか不安」
そんな声にも耳を傾け、再研磨や再塗装といったやり直しのご提案も行っています。
無垢材は“育てる素材”。
そして、手をかければ必ず応えてくれる素材です。

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