エコアコール ウッド

エコアコール ウッドの特徴

エコアコールウッドは、国産杉の間伐材に特殊な保存処理を施した木材です。
低分子の薬剤を木材内部に浸透させ、その後に高分子化(熱硬化)させることで、木の細胞壁を強化します。これにより腐朽菌や害虫が木材成分を分解しにくくなり、腐れや割れにくさ、寸法安定性の高さが生まれています。

この技術は従来の防腐処理とは異なるアプローチで、木材そのものを長持ちさせる耐久力を備えています。厳島神社や公園施設など、文化財や公共空間での採用も多く、その性能が評価されています。

  • 腐れ・虫害・割れに強い
    注入処理により木材の細胞壁が固定されるため、腐朽菌が分解しにくく、シロアリなどの食害リスクも低くなります。従来の保存処理木材よりも耐久性の高さが実証されています(20年以上の維持実績など)。
  • 寸法安定性が高い
    木材が割れたり反ったりする原因の多くは水分の出入りによるものですが、処理後のエコアコールウッドは寸法変化が少なく、形状の変化が抑えられます。
  • 無毒で環境・人にやさしい
    処理後の木材は無毒性で人やペットにも安全です。焼却しても有毒ガスが発生せず、灰にも有害物質が残りません。外部でも安心して使える木材です。
  • 自然の風合いを活かせる
    国産杉の自然な木目や温もりを残しつつ、耐久性を高めた素材なので、見た目にもナチュラル感があり、庭空間やテラスに馴染みます。

エコアコール ウッドが向いているケース・向かないケース

向いている

  • 家庭用のウッドデッキを長期間維持したい
  • 小さな子どもやペットが素手で触れる場所にしたい
  • 腐れや害虫に強い素材が欲しい
  • 天然木らしい表情を大切にしたい

向いていない

  • 初期費用を極力抑えたい
  • 重厚なハードウッドの質感を求めている
  • 化学薬品を極力使いたくない
  • 施工をDIYで完結させたい(やや専門性が必要)

エコアコール ウッドの商品

エコアコール ウッドの施工事例

住宅の庭先やテラス、保育施設、公共空間など、エコアコールウッドは人が長時間触れ、使い続ける場所で採用されてきました。

施工直後は、国産杉らしいやわらかな色味と木目が印象的で、周囲の植栽や外壁とも自然に馴染みます。
表面は過度に硬質ではなく、素足や手で触れたときにも違和感がありません。

よくある質問

Q
エコアコールウッドとは何ですか?
A

国産杉材に特殊な薬剤を内側から浸透・硬化させ、腐れにくさと寸法安定性を高めた保存処理木材です。従来の処理木材とは異なるアプローチで耐久性を強化しています。

Q
腐れやシロアリは本当に防げますか?
A

木材の細胞壁が強化されることで、腐朽菌や昆虫の作用が及びにくくなり、虫害や腐れのリスクを抑えます。世界遺産などでも採用されている理由の一つです。

Q
無毒性とはどういう意味ですか?
A

処理後の木材には有害な薬剤が残らず、人や動物に対して安全に使えるという意味です。焼却しても有毒ガスが出ません。

Q
ハードウッドとどう違いますか?
A

ハードウッドは樹種そのものの硬さや密度で耐久性を得ていますが、エコアコールウッドは保存処理技術で耐久性を強化した国産スギ材です。そのため見た目は柔らかい木でも、屋外性能を確保できます。

Q
塗装はしたほうがいいですか?無塗装でも使えますか?
A

エコアコールウッドは、無塗装でも屋外使用に耐える性能を持っていますが、切断面は防腐処理がなくなってしまうため、切った部分は塗装をする必要があります。

エコアコール ウッドのコラム

屋外の床は、デザインだけでなく環境条件に耐える力が求められます。
エコアコールウッドは、天然木としての温もりを感じられる一方で、木材本来の弱点を克服した素材です。

「自然の質感」と「長く使える性能」。
両方を叶えたい、そんな選択肢として浮かび上がります。