シダー(スギ / 杉)

シダー(スギ / 杉)の特徴

スギは日本を代表する針葉樹で構造材・内装材・建具など住宅のあらゆる部分に使われてきました。

国産スギは、日本の高温多湿な環境で育っており軽さ・調湿性・断熱性に優れています。

スギ無垢フローリングの主な性質

  • 非常に軽く、足触りがやさしい
  • 熱を伝えにくく、冬でも冷たさを感じにくい
  • 調湿性が高く、室内環境を整えやすい
  • 赤身と白太のコントラストがはっきり

数値で測れる性能より体感としての心地よさが際立つ木です。

シダー(スギ / 杉) が向いているケース・向かないケース

向いている

  • 裸足で過ごす時間が長い
  • 冷えやすい床が苦手
  • 子ども部屋・寝室・平屋住宅
  • ナチュラル・和・北欧系の空間
  • 木の軽さや香りを楽しみたい

向いていない

  • 傷や凹みを極力避けたい
  • ペットの爪やキャスター使用が多い
  • 重厚感・高級感を最優先したい
  • 商業施設・土足前提の空間

シダー(スギ / 杉) の商品

一枚もの 無垢フローリング

框・巾木・式台

シダー(スギ / 杉) の施工事例

施工直後のスギは淡い白色と赤身のコントラストが空間を明るく見せます。
時間の経過とともに白太はやや色づき、赤身は深みを増しながら、全体として落ち着いた飴色へと変化していきます。

やわらかい材質のため小さな凹みや擦り傷は入りやすいですがその傷も光の当たり方で表情となり、床が“使われている感じ”として自然に馴染む傾向があります。

スギ×レジンテーブル・家具の制作事例について

スギは、柔らかさを前提にした木です。
年輪は素直で、色は淡く、触れたときの反応がそのまま残る素材。

レジンは装飾ではなく形を保ち、使い続けるための支えとして加わります。

面が安定することでスギの軽さと温度感が暮らしの中に静かに馴染んでいきます。

よくある質問

Q
スギは柔らかすぎて後悔しませんか?
A

スギは確かに柔らかく、凹みや傷は入りやすい樹種です。
ただし、その柔らかさが足腰への負担を減らし、裸足での快適性につながっています。生活の痕跡が床に残ることを「劣化」ではなく「暮らしの記録」と受け止められる方には、後悔しにくい素材です。床をきれいに保ち続けたい人より、床と一緒に暮らしたい人向けの木と言えます。

Q
傷や凹みはどのくらい目立ちますか?
A

白太部分では比較的目立ちやすく、赤身部分では馴染みやすい傾向があります。
細かな傷は時間とともに色がなじみ、床全体の表情として落ち着いていくことが多いです。どうしても気になる場合は、オイル仕上げにすることで補修やメンテナンスがしやすくなります。

Q
国産スギを選ぶメリットは何ですか?
A

日本の気候で育った木のため、含水率や動きの特性が住宅環境に合いやすい点が大きなメリットです。また、産地が明確で、流通背景が分かりやすいことも安心材料になります。素材だけでなく、背景ごと選びたい方に向いています。

Q
経年変化で色はどうなりますか?
A
スギ無垢フローリングの経年変化。明るい初期色と、赤みを帯びた変化後の比較。

施工直後の明るい色味から、数年かけて徐々に飴色へと変化していきます。急激な変色は少なく、日焼けムラも比較的穏やかです。明るい床が少しずつ落ち着いていく過程を楽しめる樹種です。

Q
無垢フローリング初心者でも扱えますか?
A

はい。傷や変化を理解したうえで使えば、管理が難しい樹種ではありません。むしろ、無垢材の変化を分かりやすく体感できるため、最初の無垢フローリングとして選ばれることも多い木です。

シダー(スギ / 杉) のコラム

スギの床は主張しません。
しかし冬の朝に冷たくない。
裸足で立ったとき、力が抜ける。

そういう小さな感覚の積み重ねが、暮らしの質をつくっていきます。