デッキ材

旧友との再会と再び感じるインドネシアの魅力

デッキ材

前職では無垢フローリングのバイヤーとして、アジア各国を訪れる機会が多くありました。中でも特に縁が深いのは、インドネシアの第2の都市スラバヤです。

2016年ごろのスラバヤ

この街とその周辺には多くのフローリング工場があり、私はその仕事を通じて現地のスタッフや経営者さんたちと関わる中で、多くの友人を得ました。

スラバヤは、私にとって単なるビジネスの場を超えた特別な場所です。現地で仕入れをしていたチークやローズウッド(ソノケリン)、メルバウ、マホガニーなどの無垢フローリングや、その製造工程に携わる人々の姿勢には、いつも感銘を受けていました。彼らが生み出す製品は品質が非常に高く、世界中からも評価されています。

しかし、独立してからは、輸入ビジネスに携わる機会が減り、さらにコロナ禍の影響で海外とのやり取りが大幅に減少しました。スラバヤを訪れる機会も途絶えてしまい、現地の友人たちとも連絡を取ることが少なくなってしまいました。それでも、心の中ではいつも、あの街とそこに住む人々を懐かしく思い出していました。

久しぶりの再会

そんな中、今日はスラバヤに近いパスルアンでチークの無垢フローリングやウリン、セランガンバツのデッキ材を製材している工場を運営する旧友たちが、神戸まで遊びに来てくれました。
彼とは昔からの付き合いで、木材業界の話題で盛り上がることもしばしば。
今回は久しぶりの再会とあって、ついつい時間を忘れて語り合いました。

再会の喜びを感じる一方で、久しく使っていなかった英語に苦労しました…。
元々英語は得意ではありませんでしたが前職では海外出張が多かったため、英語を使う機会は多かったのでそこそこ話せるようにはなっていました。
しかしコロナあたりからその機会が激減していたこともあり、言葉がなかなか出てきません。
それでも、お互いに伝えたい思いが強かったため、何とか言葉の壁を越えて笑顔で会話をすることができました。

彼らの工場では、チーク材を使った無垢フローリングを中心に、ウリンやセランガンバツを利用したデッキ材の製造を行っており、東京での展示会で日本に訪れていたそうでわざわざ神戸まで足を運んでくれて嬉しい限りです。

ウリンのリユースが大人気

今回の話題で特に興味深かったのは、ウリン材のデッキのリユース品についての話です。

最近、ウリンのデッキ材のリユース品が新品よりも高値で取引されるケースが増えているそう、その理由は、リユース品特有の風合いや味わい深さが求められているからだとか。
新品にはない独特のエイジング感が、特にバリ島のプライベートヴィラなどで非常に人気を集めているそうです。
リユース品をあえて選ぶオーナーたちが増えている背景には、エコ意識の高まりも関係しているかもしれません。

隈研吾さんや世界の著名な建築家が手掛けたプライベートヴィラの多くにウリンのリユース品が用いられているそうです。

来年、バリで会おう…?

そんな話をしているうちに、次回の再会はバリ島で実現しようという約束を交わしました。バリ島は美しい自然と豊かな文化を持つ場所であり、彼の取り扱う木材製品がどのように活用されているのか、実際に目にすることができる絶好の機会でもあります。また、バリ島には彼の顧客である高級ヴィラのオーナーたちが住んでおり、そこでのプロジェクトや施工事例について直接見聞きすることも楽しみの一つです。

来年には実際にバリ島で再会し、彼の事業がさらにどのように発展しているのか、また現地の動きを実際に体験することができることを心待ちにしています。それまでに、神戸からもエールを送りつつ、今後の木材業界の可能性に胸を膨らませています。

このような素晴らしい友人とともに、業界の未来について語り合える時間は何にも代えがたいものです。そして、今回のような出会いをきっかけに、木材を通じた新たなプロジェクトや可能性を見出していけたらと思っています。

人とつながる喜び

今日の再会を通じて、改めて感じたのは、人とつながることの大切さです。仕事や生活環境が変わっても、こうして昔の仲間とつながり続けることができるのは本当に幸せなことです。そして、いつか再びスラバヤを訪れた際には、新たな思い出を作りながら、これからも大切な関係を続けていきたいと思います。

インドネシアと日本を結ぶ架け橋としての役割を果たしながら、チークの無垢フローリングや現地の魅力をこれからも多くの人々に伝えていきたいという気持ちを再確認した一日でした。

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