お役立ち情報レジンテーブル | ウッドリバーテーブル

初めてでも大丈夫!処女作での失敗から学ぶ、レジンテーブル制作で後悔しないためのポイント

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InstagramやYouTubeで見るレジンテーブルの制作動画を見て、「自分も作ってみたい!」と思った方も多いのではないでしょうか?
透明感のあるレジンと天然木の組み合わせは、まるで自然のアート作品のよう。そんな一点物のテーブルを、自分の手で作れるとしたら、きっと人生の宝物になります。

私自身も、2018年に初めて海外の動画を見てレジンテーブル作りに挑戦したひとりです。最初の作品は失敗の連続でしたが、その経験があるからこそ、今ではレジンテーブル制作体験ワークショップの講師を務めるようになりました。

今回は、初めてレジンテーブル作りにチャレンジする方へ向けて、失敗しないためのポイントとおさらいをまとめてご紹介します。

レジンテーブル制作で最も重要なのは「型枠作り」

レジン液漏れはすべてを台無しにする

レジンテーブルを作るうえで最も重要なのは、型枠の精度です。小さなアクセサリーやコースターであれば既製のシリコンモールドでも対応できますが、テーブルサイズとなると自作の型枠が必要です。

私の処女作は、レジンが型枠の隙間から漏れて、半分以上が使えなくなるという大失敗でした。
ティッシュやガムテープで応急処置をしても間に合わず…まさに地獄絵図。

対策ポイント

  • 型枠サイズは本来のサイズより5〜10mm大きめに作る
  • シリコンコーキングで角を丁寧に密閉
  • シリコンスプレーや透明梱包テープを貼って、レジンがくっつかないようにする

適切なレジン選びが「剥離トラブル」を防ぐ

黄変・高粘度・硬化の速さは避けるべき

レジンテーブルに使用するエポキシ樹脂は、何でも良いというわけではありません。木と相性が悪いレジンを選ぶと、完成後に木とレジンが剥離してしまうことがあります。

選ぶべきレジンの特徴

  • 黄変しにくい(UV耐性あり)
  • 粘度が低く、木の導管までしっかり浸透する
  • 硬化時間が長めで気泡が抜けやすい

グラデーションカラーは「触りすぎ注意」

初めて挑戦した時に、黄色→緑→青のグラデーションにチャレンジしましたが、混ぜすぎて濁ってしまった経験があります。

コツは「縦方向の層」か「無作為な偶然を活かす」こと

  • 横方向のグラデーションは混ざりやすく難易度高
  • 層を分けて色を少しずつ変えると比較的きれいに出る
  • 完璧を求めず、「自然な流れ」を楽しむ方が結果的に美しい

木はレジンに浮く!重しが必要

木材はレジンより比重が軽いため、注いだ後に浮いてしまうことがあります。そのため、上からしっかり重しを置いて固定する必要があります。ただし、重しの跡が残ることもあるので、後の研磨でしっかり調整できるように準備しておくと安心です。

気泡は熱で対処、仕上げは丁寧な研磨が命

気泡を消すならバーナーが有効

レジンに気泡はつきものですが、ドライヤーやガスバーナーで軽く熱を加えるだけで表面の気泡は消えます。

研磨は手間を惜しまないこと

完成したら終わりではありません。
6面を丁寧に研磨して、ようやく“レジンテーブル”が完成します。

  • サンドペーパー:#80 → #400
  • 耐水ペーパー:#600 → #3000
  • コンパウンド:粗目 → 中目 → 細目

横着すると透明感が出ず、曇りガラスのようになってしまいます。

最初は小さいサイズから始めよう

レジンテーブルはDIYで作れますが、ある程度の工具(丸ノコ・サンダー・トリマー)が必要です。

もしひとりでレジンテーブルの制作を始めるなら、いきなりダイニングテーブルを目指すのではなく、まずは小さなカフェテーブルやトレーなどからスタートし、レジンの扱いに慣れていくことをおすすめします。

出来上がりのイメージが重要

レジンが硬化して枠から外すして出来上がり…ではなく、四方を丸ノコでカットして形状を整えて、6面を研磨しなければなりません。

紙やすりは#80から始めて#400、そして耐水ペーパーで#600から#3000、そしてコンパウンドで粗目、中目、細目と少しずつ丁寧に研磨しなければなりません。

最初は横着をして適当な研磨をすると、いくら頑張っても乾くとレジンが曇ったままでなかなか綺麗にならず樹脂ワックスを上から塗って誤魔化していましたが、やはり丁寧に少しずつ番手を上げて研磨することが重要です。

自分だけのレジンテーブルを作ってみませんか?

エコロキアでは、今回ご紹介したようなレジンテーブル制作の基礎〜完成までを実際に体験できる「制作体験ワークショップ」を開催しています。

  • 初心者でもOK
  • 木材や道具はすべて用意
  • 講師がマンツーマンでサポート
  • 世界にひとつの作品を完成させてお持ち帰り
レジンテーブル制作体験ワークショップ

“映え”だけじゃない。
思わず写真を撮りたくなる、
けれどずっと手で触れていたくなる。
本物の木に触れて、本物のレジンを流し込む。
自分の手で作るという贅沢、はじめてみませんか?

「やってみたい」を「やってよかった」に変える時間が、ここにはあります。
まずは小さな一歩から、ぜひご一緒に。




エコロキア株式会社とは

無垢フローリング、ウッドデッキ、羽目板、天井材、レジンテーブルなど天然木を用いた建材を中心に「生涯愛し続けられるもの」をコンセプトにセレクトした商品の輸入、販売、補修、メンテナンスを専門で行っております。
「木のコト」ならエコロキアに訊いてみたら何とかなるんじゃないかな…と皆様に思って頂けるように様々な木に触れて日々学んでおります。

会社名エコロキア株式会社
住所〒658-0027 兵庫県神戸市東灘区青木5-11-8
TEL078-862-9936
FAX078-862-9946
営業時間A.M.9:00~P.M.6:00
定休日日・祝
公式サイトhttps://ecoloquia.co.jp/
エコロキア家具https://furniture.ecoloquia.co.jp/
楽天市場店https://www.rakuten.ne.jp/gold/ecoloquia/
Amazon店https://www.amazon.co.jp/ecoloquia





効率化や自動化がもてはやされる現代。
しかし一見ムダに見えることや手間の中にこそ人生を楽しむためのエッセンスが詰まっている。
エコロキアはそう考えています。


「手はかかるが愛着がある…」
「思い入れが芽生えてしまって手放せない…」


五感をそなえた生身の人間が日々の暮らしを深く味わうこと。
これこそ人類共通の幸福ではないでしょうか。
エコロキアはそんな人生を味わい尽くす至上の喜びを追求します。







エコロキアの使命はお一人おひとりの人生を豊かに彩る本物の自然素材や、オンリーワンの商品をご提案すること。
天然木ならではの、味のある杢目のカッコよさ、足裏に温かみを感じる、やさしい肌当たり。
時を経るごとに美しく変化し、場になじんでいく移ろい。
本物に囲まれて暮らす日々は、人生を豊かに彩ります。






私たちは、モノとの出会いにときめく人の琴線、モノを慈しむ心を尊重します。
「ときめきは、モノとの偶然の出会いから生まれる。」
モノをただ使うだけじゃない。その一つひとつに触れるたび、心が躍る。私たちは、あなたの「ときめき」と「慈しむ心」を大切にします。



私たちは、お客様のこだわりや偏愛、マニア志向を尊重し、一緒に楽しみます。
「あなたの偏愛が、私たちの喜びです。」
何かに夢中になる姿は、いつだって美しい。好きなものに囲まれているときのあの瞬間を、私たちは一緒に楽しみたい。



私たちは、ヒトやモノの数だけストーリーがあると信じ、一つひとつの物語を紐解きます。 「モノには語るべき物語がある。」
そのモノが生まれた背景や、その手に渡るまでのドラマ。そのウンチクを語り合うことで、新しい発見があると信じています。ヒトもモノも、みんなストーリーテラー。


ショールーム来店予約

エコロキアのショールームは完全予約制となっております。下記フォームよりご予約頂くか078-862-9936までお電話下さい。
ショールームでは様々な無垢フローリング、羽目板、ウッドデッキをはじめレジンテーブルのデザイン見本もご用意しておりますので是非ご予約の上お越し下さい。
また施工、補修やメンテナンスに関してもご相談承っておりますのでお気軽にお尋ね下さい。



パートナー募集

天然木の建材、インテリア、エクステリアから木のおもちゃや雑貨などこだわりのある商品を弊社の楽天市場店やAmazon店で通信販売させて下さい。
また無垢フローリングやウッドデッキ、一枚板の天板やレジンテーブルをはじめ弊社で取り扱っている天然木の商品を販売したい方、施工、補修、メンテナンスのお仕事をしたい方、法人、個人は問いません。
弊社はまだまだ小さな会社ですが目標は日本全国、そして世界中の「木」を取り扱えるチームを作りたいと思っており、皆様のチカラをお借りさせて頂ければと思います。ご興味のある方は是非ご連絡下さいませ。


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