エコロキア家具コラム

レジンテーブル自作の費用はいくら?40×700×1400mmでリアルに計算してみた

エコロキア家具

2018年2月、Youtubeを観て初めてレジンテーブルを作成しました。
当時の購入履歴を見てみると「スーパークリアーエポキシレジン 1.5kgセット 超難黄変高透明エポキシ樹脂」6,980円×6セットで、送料込み42,560円。

これにレジン用のカラーや木材、木枠用の合板などを合わせると5万円ほどでしょう。
まぁ木枠をしっかりと作ってレジンが漏れていなければもっと安価に済んだかもしれませんが、初めてにしては上出来で、今でもエコロキア本社のトイレのカウンターとして使っています。

そんなレジンテーブルを自作した場合の費用をよく尋ねられるので、おおよその価格をご紹介したいと思います。

レジンテーブル自作の費用を具体的に計算する

40×700×1400mmサイズで想定する条件

レジンテーブル自作の費用を考える際に重要なのは、サイズと仕様です。
今回は厚み40mm、幅700mm、長さ1400mmという、家庭用ダイニングとして現実的なサイズで試算します。レジンはリバータイプを想定し、使用量は約15kg。耳付き一枚板を使う前提で考えます。

上記の写真が厚み40mm、幅700mm、長さ1400mmでモンキーポッドを用いたレジンテーブルです。

サイズが大きくなれば当然費用も増えますし、フルカバー仕様であればレジン量はさらに増えます。まずはこの現実的なサイズを基準に費用を整理してみます。

材料費の内訳

今回の条件で必要になるお金は以下の通りです。

  • 木枠制作・消耗品(サンディングペーパーなど):約1万円
  • レジン(約15kg):約3,000円/kg → 約4万5千円
  • 木材(耳付き一枚板・例モンキーポッド):約8万円

合計すると、おおよそ13万5千円前後になります。ここには脚代や塗装材は含まれていません。ブラックウォルナットや希少材を選べば、木材費はさらに上がります。レジンテーブル自作の費用は、想像よりも決して安くありません。

見落としがちな工具コスト

最低限必要な工具

レジンテーブルを自作するには、材料だけでなく工具も必要です。
最低限でも丸ノコ、電動ドライバー、トリマー、ベルトサンダー、ランダムアクションサンダー、ポリッシャーが必要になります。これらをすべて揃えていない場合、初期投資は数万円から十数万円に及ぶ可能性があります。
既にDIY環境が整っている方であれば問題ありませんが、ゼロから始める場合は費用は大きく膨らみます。

作業スペースと失敗リスク

工具以上に重要なのが作業スペースです。
レジンは温度管理が必要で、気温が低いと硬化不良が起こります。水平を保てる広い作業台も必要です。失敗した場合、僕のようにレジン代だけで数万円が無駄になることもあります。費用計算には、やり直しのリスクも含めて考える必要があります。

自作のメリットと現実

自分で作る楽しさ

レジンテーブルを自作する最大のメリットは、自分の手で作り上げる楽しさです。
木を選び、レジンを流し込み、磨き上げる工程は達成感があります。時間と手間を惜しまない方にとっては、費用以上の価値があるかもしれません。

想定外の追加費用

しかし実際には、追加のレジン購入、サンダーの替えベルト、研磨のやり直しなど、細かい出費が積み重なります。
レジンテーブル自作の費用は、単純な材料費だけでは見えません。完成までの時間、失敗リスク、仕上がりの精度まで含めて判断することが重要です。

オーダーと自作の費用比較

一枚板の質で差が出る

自作の場合、良質な一枚板を見極める目も必要です。
乾燥状態が悪い材を使えば、後から反りや割れが発生する可能性があります。木材の知識がなければ、安く見えても結果的に高くつくこともあります。

プロの工程には理由がある

プロが制作するレジンテーブルは、下ごしらえに時間をかけ、温度管理や気泡対策を徹底します。
その工程が仕上がりと耐久性を支えています。費用の差は、単なる利益ではなく工程の違いでもあります。

こんな人は自作が向いている

  • すでに木工工具を揃えている
  • 作業スペースが確保できる
  • 多少の失敗を楽しめる
  • 時間に余裕がある

一方で、完成度を重視する方や、初めてレジンテーブルを作る方は慎重に判断する必要があります。

費用だけで判断しない

レジンテーブル自作費用の現実

今回の40×700×1400mmサイズでも、材料費だけで約13万円以上かかります。
工具を揃えればさらに増えます。
決して「安く作れるDIY家具」ではありません。費用と時間、仕上がりの精度を総合的に考えることが大切です。

安心して挑戦するという選択肢

レジンテーブルに興味があるなら、いきなり自作するのではなく、まずはプロの環境で体験してみるという方法もあります。
材料選び、レジンの扱い方、研磨のコツまで学べます。
結果的に遠回りのようで、失敗を防ぐ近道になることもあります。

よくある質問

Q
レジンテーブル自作は初心者でも可能ですか?
A

可能ですが、木工とレジン両方の知識が必要です。特に温度管理と気泡対策が難易度を上げます。初回で完璧な仕上がりを目指すのは簡単ではありません。

Q
レジンの量はどう計算しますか?
A

リバー部分の体積を算出し、比重を考慮して重量に換算します。余裕を持って1〜2kg多めに準備するのが一般的です。

Q
自作とオーダーはどちらが安いですか?
A

工具を既に持っている場合は材料費のみで済みますが、初期投資や失敗リスクを含めると必ずしも自作が安いとは限りません。

レジンテーブルを、自分で作ってみませんか?

レジンテーブル自作の費用を知ったうえで、それでも挑戦したいと思えたなら、その気持ちは本物です。

せっかく作るなら、失敗のリスクを減らし、正しい知識を身につけた状態で挑戦してみませんか。

エコロキアのレジンテーブル製作体験では、材料選びからレジン流し込み、研磨まで実際に体験できます。

自作を本気で考えている方ほど、一度プロの環境を知る価値があります。

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