木材には数多くの種類がありますが、その中でも特に「軽さ」で知られるのが バルサ(Balsa) です。
模型やクラフトの世界では定番の素材でありながら、近年では工業製品や建材の一部にも活用されるなど、幅広い用途を持つ木材です。
バルサとは?
バルサはシナノキ科バルサ属の広葉樹で、主に南米エクアドルやペルーなど熱帯地域に自生しています。
成長が早く、数年で伐採可能な大径木に育つため、資源としても持続性が高い木材です。
特徴
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圧倒的な軽さ
比重は0.1〜0.2程度で、木材の中では世界一軽いとされています。 -
柔らかさ
ナイフやカッターでも簡単に加工できるほど柔らかいため、模型作りや工作に適しています。 -
断熱性・吸音性
多孔質構造により、断熱材や防音材としても活用できます。 -
環境適応力
軽量で加工性が高い一方、湿気や衝撃に弱いため、適切な用途での利用が重要です。
主な用途
・模型・工作材 … 飛行機模型、建築模型、工作キットなど
・スポーツ用品 … サーフボードの芯材、バット、卓球ラケットなど
・工業用資材 … 断熱材、サンドイッチパネルの芯材
・教育用教材 … 子ども向けの工作素材
メリットとデメリット
メリットは「軽さ」と「加工性の良さ」で、誰でも扱いやすい点にあります。
一方で非常に柔らかいため、強度や耐久性には乏しく、構造材や長期使用を前提とする家具には不向きです。
そのため「芯材」や「補助材」としての活用が中心となります。
エコロキアの視点から
エコロキアでは、無垢フローリングやウッドデッキのような高耐久材のご提案が中心ですが、同じ天然木であるバルサも「軽さに特化した木材」として魅力的な存在です。
木材の持つ多様性を知ることで、それぞれの特性を活かした暮らしのデザインが可能になります。