フジ

フジの巨樹・巨木|歴史と人々を魅了する日本を代表する花木 フジ

春から初夏にかけて、長く垂れ下がる花房を咲かせる フジ(藤) は、日本の四季を彩る代表的な花木です。
棚や pergola に仕立てられた藤棚は観光名所となり、多くの人々を魅了してきました。
中には樹齢数百年を超えるフジの巨樹も存在し、その生命力と美しさは地域のシンボルとして大切に守られています。

フジとは?
フジはマメ科フジ属のつる性落葉木で、日本をはじめ東アジアに分布しています。
木本性のつる植物であり、支柱や樹木に絡みついて成長します。
花は紫や白の蝶形花で、長さ1m近くの房となって垂れ下がる姿は壮観です。

巨樹・巨木としてのフジ
フジはつる性のため「木」としての直立樹形は持ちませんが、支柱や藤棚に導かれて成長すると幹が太くなり、巨木と呼べる規模に育ちます。
樹齢数百年に及ぶフジは幹回りが1mを超え、広大な藤棚を覆い尽くす姿で訪れる人々を圧倒します。

代表的なフジの巨木
栃木県あしかがフラワーパークの大藤
 樹齢160年を超える藤の巨樹で、広さ1000㎡以上の藤棚を覆い「奇跡の大藤」として知られています。
福岡県北九州市 河内藤園
 長さ100m以上におよぶ藤のトンネルで有名。多彩なフジの花が圧巻の景観をつくり出します。
埼玉県春日部市 牛島の藤(国指定特別天然記念物)
 推定樹齢1200年以上と伝わる伝説的なフジの巨木で、日本三大藤のひとつ。

文化とフジの結びつき
古くから和歌や絵画の題材として親しまれ、「紫のゆかり」として高貴さや縁を象徴する植物でもあります。
また、藤の花は藤原氏のシンボルとしても知られ、日本の歴史や文化に深く根付いています。

エコロキアの視点から
フジの巨樹は、単なる観賞植物にとどまらず、人と自然が長い年月をかけて育んできた文化遺産といえます。
樹齢数百年を超えてもなお旺盛に花を咲かせる姿は、木材としての利用とは異なる「生きた樹木の価値」を象徴しています。
エコロキアでは、このような巨樹巨木の存在を、木と人との共生の象徴として発信していきます。

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