先週は社員研修を兼ねて、奈良県吉野郡東吉野村にある株式会社吉野丸タ林業様にお邪魔させて頂きました。
弊社のお客様で株式会社ウィル空間デザイン様のスタッフの皆様もご参加頂き、道中、道の駅で吉野名物の柿の葉寿司やたあめんをご馳走になり、まさに大人の遠足気分。
昼食後、さっそく吉野杉や吉野桧を植林している山に入り、吉野の歴史から木の生育、間引きなど林業についての勉強会。

上嶋社長から貴重なお話を教えて頂き、これからのエコロキアのマニアックさが増しました。
またウィル空間デザイン様の皆様も今後のお仕事に活かせるよう熱心に社長の話をメモしておられました。

また実際に吉野杉をチェーンソーで伐採するところも間近で拝見させて頂き、その迫力に一同大興奮でした。

海外製の無垢フローリングや羽目板は製品の寸法安定性と生産性を考えて「人工乾燥(KD)」が基本なのですが、強制的に乾燥させるため、木の油分が失われ、強度も落ちてしまうため、 株式会社吉野丸タ林業様では最終工程までは「天然乾燥(AD)」で乾燥させて、最終工程で人工乾燥させるため、非常に手間暇を要しますが、油分をしっかりと含んだ良材の無垢フローリングや羽目板を生産することが可能です。

実際に丸太を挽いているところも見学させて頂きました。
個人的にはインドネシア、ベトナム、ミャンマーなどの東南アジアと中国での経験の方が多いので、国産材の製材は違った手法や感覚などがあり非常に勉強になります。
表題にも書きましたが、今回「本物の吉野杉、吉野桧」と書きましたが、 株式会社吉野丸タ林業様は500年以上、植林から伐採、そして製材まで一貫した生産を行っており、一部の製材所では市場で仕入れた丸太を使用しているため、実際には奈良県産だけではなく、三重県産や京都府産、兵庫県産、中には四国のものまで混じっている場合もあるそうです。
そんな裏話も聞けて、今回参加させて頂いたみんながすっかり吉野のアンバサダーになった気分で、やはり生産者の顔を知っていると云うのは安心感もあり、これからも吉野杉、吉野桧を多くの方に勧めていければと思います。
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