無垢フローリングは、天然木ならではの美しさと心地よさを備えた床材。ペットと暮らしている方や、これから迎えようとしている方からもよくいただくご相談が、次のような声です。
「ペットの爪で傷がつきませんか?」
「滑って関節を痛めないか心配です」
結論から言うと、正しい素材選びと仕上げ方法を知っておけば、無垢フローリングでもペットと快適に暮らすことは可能です。今回は傷のつきにくさ・滑りやすさ・仕上げ塗料の選び方を中心に、ペットとの相性が良い無垢フローリングのポイントをご紹介します。
無垢フローリングは傷がつく?それとも大丈夫?
まずは「硬さ」の観点から素材を選ぶ
無垢フローリングは種類によって硬さが大きく異なります。ペットの爪や家具の移動によるキズを気にするなら、比較的硬めの樹種を選ぶことがポイントです。

傷に強い代表的な無垢材
- オーク(ナラ / 楢):硬さと粘りのバランスが良く、傷が目立ちにくい
- アッシュ(タモ):しなやかで打撃に強く、摩耗にも耐える
- チーク:高密度で油分を含み、耐久性が高い
- バーチ(カバ):やや硬めで均一な木目が傷を目立たせにくい
実は滑りやすい?密度が高いフローリングの落とし穴
「硬い=滑らない」ではないという誤解
傷には強いけれど、実は滑りやすい木材もあります。
たとえば、
- ブラックチェリー
- メープル
これらの樹種は高密度で表面が非常に滑らか。その結果、ペットの足裏のグリップが効きにくく、フローリングの上を走ったときに滑ってしまうケースがあります。
特に小型犬やシニア犬では、関節や腰を痛めるリスクもあるため注意が必要です。
滑りにくくするための「仕上げ」の選び方
塗料・仕上げの選択が滑りやすさを左右する
滑りやすさは、木材そのものだけでなく塗料の種類にも大きく影響します。
避けたほうがいい仕上げ
- ウレタン塗装:硬く滑りやすい塗膜を形成する
- ワックス入りの塗料:滑りやすく、ペットの足元に不安が残る
ペットとの相性が良い仕上げ
オイル仕上げ(ワックス成分なし) 木の呼吸を妨げず、しっとりとした手触り。適度な摩擦があり滑りにくい。 ノンスリップ対応のウレタン塗装 艶を抑え、滑りを軽減した仕様のもの。掃除のしやすさも兼ね備える。
なお、滑り止め専用の追加コーティングやメンテナンスオイルなどもあるので、生活環境に応じたメンテナンスで滑りにくさを調整することも可能です。
ペットと無垢フローリングは共存できる
無垢フローリングは、ペットと暮らす空間にも十分対応できます。

- 傷に強い樹種を選ぶ(オーク・アッシュなど)
- 表面が滑りにくい仕上げを選ぶ(オイル or ノンスリップ塗装)
- ブラックチェリーやメープルなど滑りやすい材は注意
こうしたポイントを押さえることで、見た目と機能性の両立した床材選びが可能になります。
エコロキアでは「ペットと暮らす無垢材選び」のご相談も承っております。床材に関するご不安があれば、ぜひ一度ご相談ください。
カットサンプルも無料でお届けしていますので、まずは実物で質感をお確かめいただけます。

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