レジンテーブルは「川」だけじゃない
レジンテーブルと聞くと、多くの方が思い浮かべるのは、耳付きの一枚板の間に透明や着色したレジンを流し込み、川のような表情をつくり出すスタイルでしょう。
しかし、レジンテーブルの可能性はそれだけに留まりません。今回ご紹介するのは、通常なら使い物にならず廃材として処分されるような木材を蘇らせ、まったく新しい命を与えた作品です。

廃材が持つ「物語」をデザインに変える
シロアリ跡がつくり出す独特の模様
シロアリに食われた板材は、建築資材としては当然使えません。しかし、その痕跡をよく見ると「自然が描いた彫刻」のような独特の模様が浮かび上がります。
欠点を魅力に変えるレジンの力
透明なレジンで埋めることで、凹凸や穴は消え、自然が刻んだ模様はそのまま閉じ込められます。欠点と思われていた部分がデザインに変わる瞬間です。

表面はガラスのように、触れると驚きの滑らかさ
見た目の荒々しさと触感のギャップ
一見荒々しい表情を持つ天板も、手を触れると驚くほど滑らか。ガラス板のようにフラットで上品な触感に仕上がっています。

荒々しさと上質感の両立
- 見た目はヴィンテージ感のある荒々しさ
- 触り心地はモダンで高級感ある滑らかさ
このギャップが、他にはない不思議な魅力を生み出します。
インテリアを引き立てる「古くて新しい」存在感
空間に映える一点物の家具
ヴィンテージカフェの雰囲気づくりやデザインオフィスの打ち合わせ用テーブルなど、空間の主役として強烈な存在感を放ちます。
幅広いスタイルに調和
- インダストリアル系の無骨な空間に
- ナチュラルモダンなリビングに
- 個性的なダイニングのアクセントに
捨てられる木を甦らせるサステナブルなものづくり
廃材を活かすという選択
シロアリに食われた木材は通常廃棄されますが、その痕跡を美に変えることで新しい命を吹き込んでいます。
「不便を楽しむ」思想とのつながり
完璧ではないものを活かす姿勢は、エコロキアが掲げる「不便を楽しむ」という考えに通じます。欠点を魅力に変えることこそ、本物の贅沢なのです。
制作の工程と職人の手間
根気のいるプロセス
- 食害を受けた板の選別
- 下処理とレジンの流し込み
- 硬化を待ち、何層も重ねる
- サンダーでの徹底的な研磨
- 最後に仕上げのコーティング
荒々しさの裏にある緻密な技術
完成したテーブルの美しさは、一見ワイルドで自然任せに見えながら、実際には高度な職人技と時間をかけた作業の結晶です。
唯一無二のレジンテーブル

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