イタウバ

イタウバの特徴

イタウバは南米原産の広葉樹で現地では建築材・橋梁・屋外構造物などにも使われてきた実績を持つ木です。

比重は高めですが、ウリンやイペほど極端ではなく、施工性・耐久性・見た目のバランスが非常に良いのが特徴です。

イタウバの主な性質

  • 腐朽・虫害に強く、屋外使用に適している
  • ハードウッドの中では加工性が比較的良い
  • 色ムラや木目に自然な揺らぎがある
  • 表面がなめらかで、住宅用途に向いている

「強さ一辺倒ではない」点が、イタウバの価値です。

イタウバが向いているケース・向かないケース

向いている

  • 住宅の庭・テラス・バルコニー
  • 素足で歩くことも想定したデッキ
  • 過度に無骨な印象を避けたい
  • 天然木らしい経年変化を楽しみたい
  • メンテナンスと耐久性のバランスを重視したい

向いていない

  • 土足・公共施設など極端に負荷が高い場所
  • とにかく最強クラスの耐久性を求めている
  • 初期コストを最優先したい
  • 完全ノーメンテナンスを期待している

イタウバの商品

イタウバの施工事例

施工直後は、黄褐色〜オリーブブラウンのやや明るく温かみのある色味をしています。

屋外で使用することで、紫外線の影響を受け、徐々にシルバーグレーへと落ち着くのが一般的です。
この変化は劣化ではなく、天然木ならではの自然な経年表情です。

また、表面が比較的なめらかなため住宅用途では「触れたときの印象が良い」という声も多く聞かれます。

よくある質問

Q
シロアリや腐りには強いですか?
A

天然の耐久成分を含んでおり日本の屋外環境でも高い耐久性を発揮します。
ただし、水が溜まる施工や通気が悪い状態は、どの木でも劣化を早めます。

Q
メンテナンスは必要ですか?
A

構造的な耐久性を保つだけであれば、必須ではありません。
ただし、色味を保ちたい場合は、定期的な保護塗装をおすすめします。
「長持ち」か「見た目維持」かで判断が分かれます。

Q
素足で歩いても大丈夫ですか?
A

はい。比較的表面がなめらかで、ハードウッドの中では素足に優しい部類です。
しかし天然木のため、割れやささくれが起こらないとは言い切れませんが、適切な乾燥・施工がされていれば致命的な反りや割れが出るケースは多くありません。
ただし、真夏の直射日光下では表面温度が上がりますのでご注意ください。

Q
他のハードウッドとの違いは?
A

イタウバは「最強クラス」ではなく「最適バランス型」です。
過剰な硬さより、扱いやすさと表情を重視する方に向いています。

Q
どんな人に向いていますか?
A

屋外空間を暮らしの延長として丁寧に使いたい人に向いています。
無骨さより、馴染みの良さを大切にする方に選ばれる木です。

イタウバのコラム

屋外=最強素材、という考え方もあります。
しかし住宅のウッドデッキでは、「触れる」「くつろぐ」「眺める」という時間も重要です。

イタウバはその間に立つ木です。

強すぎず、弱すぎず。
使い続けることで暮らしに溶け込んでいく。
そんな距離感を大切にしたい方にイタウバは静かに応えてくれます。