
マホガニーは木目よりも色で語る木です。
赤みを帯びた褐色は、光を受けて艶を生み、空間に落ち着いた重さを与えます。
主張は強い。けれど、騒がしくない。
マホガニーの床は部屋の「格」を静かに底上げします。
マホガニーの特徴
マホガニーは古くから高級家具や内装材に使われてきた広葉樹です。
繊維は比較的均一で加工性が高く、仕上がりが美しいことが特徴です。
マホガニーの主な性質
- 赤褐色を基調とした深い色味
- 木目は比較的おとなしい
- 表面に艶が出やすい
- 加工・塗装との相性が良い
- 経年で色に深みが増す
「派手さ」ではなく完成度の高さで評価されてきた木です。
マホガニーが向いているケース・向かないケース
向いている
- 落ち着いた大人の空間
- 書斎・寝室・応接室
- 重厚感のあるインテリア
- 家具や建具と色味を合わせたい
- 経年変化を楽しみたい
向いていない
- 明るく軽快な空間を求める
- 木目の動きを重視したい
- 北欧・ナチュラル系インテリア
- 色ムラを楽しみたい
マホガニーの商品
ヘリンボーン 無垢フローリング
マホガニーの施工事例
マホガニーの床は張り上がった直後よりも使い始めてから本領を発揮します。
時間の経過とともに艶が増し、赤みは落ち着き、全体に深い色調へと変化していきます。
床そのものが語る情報量は多くありません。
だからこそ家具や照明、壁の質感を引き立てる背景としての強さを持っています。
よくある質問
- Qマホガニーは硬い木ですか?
- A
極端に硬い樹種ではありませんが、フローリング用途として十分な耐久性があります。表面が滑らかで艶が出やすく、使用による摩耗も風合いとして馴染みます。
- Q明るい床と比べて、部屋が暗くなりませんか?
- A
マホガニーは色味が濃いため、写真やサンプルだけを見ると暗い印象を持たれることがあります。
しかし実際には、表面に艶が出やすく、光を柔らかく反射するため、空間全体が沈み込むような暗さにはなりにくい素材です。白い壁や明るい家具と組み合わせることで、床が空間の重心となり、落ち着きと奥行きを感じるバランスに仕上がります。
- Qマホガニーは無垢フローリングとして耐久性がありますか?
- A
マホガニーは極端に硬い木ではありませんが、無垢フローリングとして十分な耐久性を備えています。
繊維が比較的均一で、衝撃を一点で受けにくいため、日常使用での傷は分散されやすい傾向があります。生活傷が入っても白く浮きにくく、時間とともに艶が増すことで傷が目立ちにくくなる点も、長く使う床材として評価されています。
- Qマホガニーはどのように経年変化しますか?
- A

マホガニーは、経年変化がはっきりと感じられる樹種です。
張り上がった直後は、やや浅いオレンジ色に近い色味をしていますが、光や空気に触れることで徐々に赤みが増していきます。数年かけて色は深まり、最終的には落ち着いた赤褐色へと変化していきます。この変化は急激ではなく、日常の中で少しずつ進むため、床の色が育っていく過程を楽しめるのがマホガニーの魅力です。
- Q傷やへこみは目立ちますか?
- A
マホガニーは色味が深いため、浅い擦り傷や細かな生活傷は比較的目立ちにくい傾向があります。
また、表面に艶が出てくることで、傷が時間とともに馴染み、床全体の表情の一部として溶け込んでいきます。新品の状態を保つというより、使いながら風合いを重ねていく床材として向いています。
マホガニーのコラム
マホガニーは見せ場をつくらない木です。
だから空間全体がまとまる。
床が語りすぎないことで暮らしの輪郭がはっきりする。
それが色で選ばれてきた理由です。
空間に、静かな重さを求める方へ
マホガニーの無垢フローリングは流行を追う床ではありません。
長く使い、少しずつ深まっていく色を受け入れる。
そんな時間感覚を持つ方に向いています。


