奈良県産・吉野杉無垢フローリングを納品・施工サポート
納品とあわせて施工もお手伝いさせていただきました
先週の金曜日、奈良県産 吉野杉 無垢フローリングにU-OIL H11「ブラック」を塗装した床材を納品させていただきました。
今回は納品だけでなく、お施主様のご希望もあり、無垢フローリングの施工を一緒に体験する形でお手伝いさせていただいています。
古民家をDIYで改装したいという想いをお持ちで「できるところは自分でやってみたい」というお話を伺い、無垢フローリングの施工にも挑戦されることになりました。
「やってみたい」を大切にしたいという想い
エコロキアではDIYを応援しています。
「自分で手をかけてみたい」
「つくる過程も楽しみたい」
という気持ちは、とても大切なものだと考えています。
ただし同時に、無垢フローリングは想像以上に手間のかかる素材であることも事実です。
そのため今回は「全部お任せ」でも「完全DIY」でもなく、一緒にやりながら学ぶ施工サポートという形を取りました。
DIY施工でも押さえておきたい無垢フローリングのポイント
本職ではないからこそ伝えられること
もちろん、本職のフローリング職人さんと比べれば、僕の施工スピードや精度は及びません。
しかし、エコロキアでは無垢フローリングの販売・施工・補修・再生まで一通り携わってきた経験があります。
そのため、
「ここは注意した方がいい」
「ここで時間がかかりやすい」
「無理をしない方がいいポイント」
といったDIY目線でのノウハウはお伝えできます。
近県でのDIY施工サポートについて
近県で、
- DIYで無垢フローリングを張ってみたい
- ウッドデッキを自分で施工したい
- 壁に羽目板を張りたい
という方には、
必要な部分だけお手伝いするという形で施工サポートを行うこともあります。
「全部任せるほどではないけど、最初は不安」
そんな方には、ちょうどいい距離感かもしれません。

U-OIL H11「ブラック」と古民家の相性
炭のような、艶を抑えたブラック
今回使用した塗料はU-OIL H11「ブラック」です。
このブラックは、いわゆる真っ黒ではなく、煤けた炭のような、艶を抑えた深い色味が特徴です。
光の当たり方によって表情が変わり、吉野杉の木目がうっすらと浮かび上がります。
古民家の空気感を壊さない色
古民家の場合、新しすぎる仕上げは空間から浮いてしまうことがあります。
その点、U-OIL H11「ブラック」は、古い梁や柱、土壁や漆喰とも相性がよく、空間に自然に馴染む色だと感じました。

「塗った感」が強すぎず、時間を重ねてきた建物の雰囲気をそのまま受け止めてくれる色です。
今回の施工方法について
使用した接着剤と固定方法
今回の施工では、接着剤にコニシボンド KU928C-X「床職人」を使用しています。
エアツールはお持ちではなかったので釘打ち機の代わりに段取りビスを電動ドライバーで留める方法を選びました。
DIY施工では、設備を最小限に抑えられる方法を選ぶことも現実的な判断になります。
実際にやってみて分かったこと
結果として、今回張れたのはお部屋全体の約3分の1程度でした。
本当は半分ほどまで進めたいところでしたが、
実際にやってみると、
- 柱の出っ張り
- 微妙な歪み
- 切り欠き加工
に思った以上に時間がかかります。
このあたりは、図面や動画では分かりにくい現場ならではの難しさだと改めて感じました。

DIYで無垢フローリングを張るということ
想像以上に時間と集中力が必要
無垢フローリングの施工は「板を並べていくだけ」という作業ではありません。
1枚1枚のクセを見ながら、切り欠きを調整し、納まりを考えながら進めていく。
そのため想像以上に時間と集中力が必要です。
今回も、「今日はここまでで十分」と感じるタイミングが自然と訪れました。
それでも得られる体験の価値
ただ時間がかかった分、床が少しずつ出来上がっていく過程には大きな達成感があります。
「この一列は自分で張った」という感覚は完成後の見え方を確実に変えてくれます。
DIYで施工する価値はまさにこの体験にあるのだと思います。
次回は漆喰の塗り壁に挑戦
床だけで終わらない、古民家改装の楽しみ
次回は漆喰の塗り壁を体験させていただく予定です。
床、壁、天井。
ひとつひとつ手をかけながら古民家が少しずつ整っていく。
このプロセスそのものが、古民家改装の醍醐味だと感じています。
できることを、できる範囲で
DIYは全部を完璧にやる必要はありません。
できるところを自分でやり、難しいところはプロに任せる。
そのバランスを見つけることが無理なく、長く楽しむコツです。
エコロキアでは、そんな「ちょうどいい関わり方」もこれから大切にしていきたいと考えています。
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