レッドシダー

自然が生み出す最高の壁材、レッドシダーが選ばれる6つの理由

レッドシダー

レッドシダー(ベイスギ / 米杉)は、壁材として非常に人気があります。
実際、この数年、コロナやウッドショック、円安などの影響で木材価格は上昇しましたが、レッドシダーはその中でも最も値上がりした樹種じゃないかと思うぐらい価格は上がっておりますがその人気に陰りは見えず。

ではその人気の理由をいくつか挙げて詳しく解説していきましょう。

レッドシダーが選ばれる理由

1. 防虫・防腐性能が高い

レッドシダーは天然の防虫・防腐効果を持つ木材です。
これは、木材に含まれるツヤプシン(thujaplicins)ツヤプレニン(thujaplin)セドロール(cedrol)という成分が原因で、これがシロアリや腐朽菌を寄せ付けない働きをします。
そのため特に屋外に面した壁や軒天、また湿気が多い場所での使用に最適です。

2. 軽量で加工がしやすい

レッドシダーは木材の密度が低いため非常に軽量です。
そのため切ったり釘やビスを打ったりしやすく施工が簡単で、大工さんやDIY愛好者にとって扱いやすい素材です。また壁材だけではなくウッドデッキやフェンス、さらにはサウナまで幅広い用途に適しています。

3. 美しい外観と高いデザイン性

レッドシダーの杢目は独特で、赤みを帯びた美しい色合い(赤褐色~黄褐色)が特徴的で、色のバリエーションが豊富なため、無塗装でも高級感があります。
また経年変化によるグレーになるの白銀化の表情も人気があり、自然な風合いを楽しむことができます。

4. 耐久性が高い

屋外や過酷な環境でも長期間使用可能で、特に日本の湿度の高い気候に適しています。
またレッドシダーは湿気を吸収しにくく、カビや腐敗のリスクが少ないため、建物の外壁や内部の壁材として長持ちします。

5. 香りが良い

レッドシダーは独特の芳香を持ち、リラックス効果があるといわれています。
この香りは防虫効果にも寄与しており、衣類を守るクローゼット材としても利用されます。

6. 環境に優しい

レッドシダーは成長が早く、比較的持続可能な資源として認識されています。FSC認証材(森林管理協議会認証)の流通も多く、環境負荷の少ない選択肢として注目されています。

レッドシダーの価格が高騰している理由

近年、レッドシダーの価格は上昇傾向にあります。その主な要因を以下に解説します。

1. 供給不足

  • 伐採規制: レッドシダーは主に北米(カナダやアメリカ)で産出されていますが、森林保護政策や伐採規制の強化により、供給量が制限されています。
  • 山火事の影響: 北米では近年、大規模な山火事が頻発しており、木材資源の減少に拍車をかけています。これにより、良質なレッドシダーの供給がさらに難しくなっています。

2. 輸送コストの増加

  • 物流の混乱: 世界的な物流の混乱(パンデミックや地政学的要因)により、木材の輸送コストが大幅に上昇しています。
  • 為替レートの影響: 円安などの為替レートの変動により、日本での輸入木材価格が高騰しています。

3. 需要の拡大

  • リノベーション需要: コロナ禍以降、在宅時間が増えたことで、住宅のリノベーション需要が世界的に拡大しました。レッドシダーの人気が高い欧米では特に需要が急増しています。
  • 多用途性: レッドシダーは外壁材、内装材、デッキ材など多用途に使用されるため、世界中で需要が伸び続けています。

4. 高品質な木材の減少

  • レッドシダーの中でも、屋内に用いる羽目板のように高品質の一枚板や節が少ない材は特に希少価値が高まり、プレミアム価格で取引されています。

5. 建築トレンドの変化

  • 日本でも無垢材や自然素材を使ったデザイン住宅の人気が高まっています。その中で、耐久性とデザイン性に優れたレッドシダーが特に注目されており、需要が高騰しています。

まとめ

レッドシダーが壁材として人気がある理由は、その防虫・防腐性能、軽量性、美しい外観、耐久性、香り、環境への配慮といった褒めだしたらキリがない状態です。
ただその一方、価格が高騰している背景には、供給不足、輸送コストの増加、需要拡大、良質材の減少といった要因があります。

特に北米産の高品質なレッドシダーは今後も需要が高いと予測されるため、手に入れるタイミングや用途に応じた計画的な選択が重要です。
また、代替材(国産材や他の輸入材)を検討することも選択肢のひとつといえます。
そのあたりはエコロキアにご相談頂ければ最適な材をご紹介致しますので。

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