ポプラ | アスペンレジンテーブル・一枚板

追われるスケジュール。迫る生放送。磨くほど“海”が現れるレジンテーブル

透明度の高いブルーグラデーションのレジンと、複雑な杢目を持つ木材が組み合わさったレジンテーブル天板を屋外で研磨している途中の様子。右側の海のようなブルーと白波の表現が際立つ。 ポプラ | アスペン
生放送に向けて自宅に持ち帰って仕上げの研磨作業。透明感が増すほど、まるで海を切り取ったような景色が浮かび上がります。

怒涛の連休と続く現場仕事|神戸・芦屋で重なる床張り替え工事

神戸市での無垢フローリング張り替え工事が佳境に

今月はスケジュールがびっしりと詰まり、連休も休みなく駆け回る日々が続いています。
特に神戸市で進めている無垢フローリングの張り替え工事は、解体・下地調整・張り替え・研磨と工程が多く、完成へ向けて現場全体が一気に動き始める最も神経を使うタイミングです。

無垢フローリングの張り替え工事で、職人が丸ノコを使って既存の床材を丁寧に切り外している様子。床には木粉が広がり、慎重に作業を進めている姿が写っている。
既存のフローリングを撤去するための切り込み作業。
丸ノコを使い、下地を傷つけないよう慎重に角度と深さを調整しながら進めています。
ここから新しい無垢フローリングへと生まれ変わる、最初の大切な工程です。

無垢材は同じ樹種でも板ごとに表情や反り、伸縮の差があるため、施工には高度な技術が求められます。だからこそ、エコロキアが誇る職人たちの存在が不可欠です。長年共に現場を経験してきた頼もしい仲間がそれぞれの持ち場で黙々と作業を進めてくれています。床は家の中でもっとも触れる時間が長く、仕上がりの差が暮らしの質に直接影響します。そんな重要な仕事を任せてくださるお客様に応えたい思いで、現場は熱気と集中に包まれています。

週明けは芦屋市での床張り替えと研磨作業へ

神戸市の現場が終わり次第、すぐに芦屋市での床張り替え・床研磨作業へと移動します。
こちらもはワンちゃんによる傷の補修のため、床の傷み具合や下地の状況に合わせて最適な施工方法を見極める必要があります。施工前の床の状態は、爪痕が黒ずんでいたり、何年も使われたことで乾燥によるひび割れが見られたりと、多くの課題を抱えています。しかし、これを丁寧に研磨し、再塗装することで無垢材は驚くほど蘇ります。
施工後の美しい木目が浮かび上がった瞬間、日々の疲れが一気に吹き飛ぶほどの達成感があります。こうした現場作業とレジンテーブル制作を同時進行する月は体力的には厳しいものの、エコロキアが提供する価値そのものを見つめ直す機会にもなっています。

NHK奈良「ならナビ」生放送が決定|エコロキアのレジンテーブルがテレビへ

突然の生放送オファーと限られた準備時間

忙しい最中に飛び込んできたのが、NHK奈良「ならナビ」からの生放送出演依頼です。

エコロキアのレジンテーブルの魅力を紹介したいとのお声がけをいただき、心から嬉しい反面、スケジュールはすでに限界に近い状態。それでも、せっかくの機会を逃したくありません。テレビで紹介される数分間は、視聴者の方に“木とレジンが生み出す世界の面白さ”を感じてもらえる絶好の時間。

奈良県産カイヅカイブキを入江の形にくり抜き、ブルーグリーンのレジンを流し込んだレジンテーブルの天板。型枠の中で硬化途中の様子。
ならナビの生放送で使用するために制作したレジンテーブル。
個性的な木目が魅力のカイヅカイブキを“入江”に見立て、ブルーグリーンのレジンをたっぷり流し込みました。
生放送では、このレジンの上に波を描き込む予定です。

だからこそ、生放送までに複数枚のレジンテーブルを完成させなければならず、急ピッチで制作を進めることになりました。現場が終わってからの夜、自宅に持ち帰って研磨作業を行う日も増え、気付けば作業時間が毎日深夜に。

伝えるために必要な「美しいレジンテーブル」を作る使命感

生放送では、レジンテーブルの魅力を一瞬で伝える“絵力”が必要になります。
そのため、波のような白いディテールやブルーの透明感が美しく浮かぶ作品を仕上げるべく、研磨と塗装の精度が普段以上に求められます。

木目の深い表情を持つ木材と、鮮やかなターコイズブルーのレジンが融合したテーブル天板のアップ。波紋のような白いディテールが美しく広がっている。
自然の造形とレジンの透明感が重なることで生まれる唯一無二の模様。
研磨前でも十分に伝わる美しさに、完成がさらに楽しみになります。

テレビは光が強く当たるため、わずかな曇りや傷も映ってしまう可能性があります。つまり、美しいレジンの層と木目の立体感を最大限に引き出す必要があるのです。制作の最後の仕上げは、時間をかければ良いというものではありません。丁寧に磨き込み、透明度を上げ、レジンの奥に潜む“深海のような景色”を呼び起こす。そんな作品を視聴者の方へ届けたいという気持ちが、忙しい日々の中で僕を支えてくれています。

レジンテーブルの仕上げ研磨が生み出す“海の景色”

ブルーレジンのグラデーションと光の相性

今回テレビ用に仕上げているレジンテーブルは、美しいブルーグラデーションと白波のようなレジンワークが特徴の一枚です。屋外で光を当てながら研磨すると、まだ完成前にもかかわらず海岸線のような奥行きが現れ、まるで海を閉じ込めたアートピースのように見えます。
レジンは磨けば磨くほど透明度が増し、内部の色層が立体的に浮かび上がり、光の角度によって表情が変化します。特にエコロキアの海系デザインは、浅瀬の明るいブルーから深海の濃紺へとグラデーションが滑らかに繋がるため、研磨段階でその美しさが明瞭に現れます。

木目の迫力とレジンの透明感が融合する瞬間

レジンテーブルの最大の魅力は、“木”と“レジン”という異なる素材がぶつかり合うことで生まれる景色です。今回使用した木材は、バール材ならではの複雑な木目とコブが生きており、その自然造形がブルーのレジンを際立たせています。波打つようなレジンの白いラインと木目が重なる瞬間は、まさに唯一無二。これは人工的なテクスチャでは作れない、自然と人の技術の融合です。研磨前の段階でもその迫力は十分で、磨き上げればさらに透明感と深さが増していきます。

忙しさと向き合いながらも「美しい作品を届けたい」という想い

時間がないからこそ“丁寧に”を徹底する

時間に追われると、どうしても効率を優先しがちです。しかし、レジンテーブルは妥協すればすぐに仕上がりに現れてしまいます。

NHKの生放送に向けて片づけ作業が進むエコロキアのアトリエ内部。レジンテーブルの型枠や無垢材のスラブ材が並び、制作途中の作品が作業台に置かれている。
NHK「ならナビ」の生放送に間に合わせるため、アトリエは朝から全力で片づけと準備。
制作途中のレジンテーブルや無垢材のスラブが並び、普段の“ものづくりの現場”そのままの空気が漂っています。
ここから、テレビに映る舞台裏が生まれます。

だからこそ、忙しい時ほど工程を丁寧に進めることが求められます。深夜に研磨機を持ち、自宅でひとり作業をしていると「何のために頑張っているのだろう」と思う瞬間もあります。それでも、作品が美しく仕上がり、お客様や視聴者の方が感動してくださる姿を見ると、そのすべての疲れが報われます。美しいものをつくりたい。この気持ちが、エコロキアの制作において最も大切にしている部分です。

レジンテーブルを通して伝えたい“ものづくりの価値”

レジンテーブルは、ただの家具ではありません。木の歴史、レジンの透明感、手作業の跡、削る音、香り。それらすべてが混ざり合って初めて一枚の作品が生まれます。生放送をきっかけに、ひとりでも多くの方が「ものづくりって面白い」「自分でも作ってみたい」と感じてくださったら、それ以上の喜びはありません。制作体験ワークショップも、まさにその価値を伝える場所です。忙しい月だからこそ、原点に立ち返る気持ちを強く感じています。

NHKならナビの生放送へ|視聴のご案内と仕上げへの意気込み

放送日時と視聴方法のご案内

NHK奈良「ならナビ」は 18:30〜生放送。奈良県内の方はテレビで、県外の方はNHKプラスで視聴できます。レジンテーブルがどのように映るのか、僕自身も緊張半分・楽しみ半分です。短い時間ですが、木とレジンの世界の魅力を精一杯お伝えできればと思っています。

最後の最後まで“諦めずに美しさを追い込む”

放送まで残された時間はわずかですが、最後の仕上げまで妥協はしません。「この作品をテレビで紹介したい」と胸を張って言えるよう、細部まで磨き上げます。忙しさの中でも作品づくりへの情熱は薄れることなく、むしろこうした機会が大きな挑戦となり、成長へと繋がっていきます。エコロキアのレジンテーブルが、誰かの暮らしや人生の景色を少しでも豊かにできれば、制作者としてこれ以上の幸せはありません。

自分の手で“作品”をつくるワクワクを、アトリエで体験してみませんか?

NHK「ならナビ」の生放送を前に、アトリエは急ピッチで準備が進んでいます。
ここは、レジンテーブルが生まれる場所であり、木材とレジンが混ざり合い、世界に一つしかない作品が形になる現場です。

エコロキアでは、このアトリエで レジンテーブル制作体験ワークショップ を開催しています。
初心者でも、デザインに自信がなくても大丈夫。職人が隣で丁寧にサポートしながら、木材選びからレジン注入、研磨仕上げまで一緒に作り上げていきます。

完成した作品は、そのままあなたの暮らしを彩る“特別なテーブル”に。

手間を楽しむ贅沢を、あなたも体験してみませんか?

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