チェスナット(クリ / 栗)

チェスナット(クリ / 栗)の特徴

チェスナットはブナ科クリ属の広葉樹で世界各地で建築材・家具材として使われてきた実績があります。
大きな特徴は、タンニン成分を多く含むこと。

この成分が木材としての耐久性や、湿気への強さにつながっています。

チェスナット無垢フローリングの主な性質

  • タンニンを多く含み、腐朽に強い
  • 湿度変化に比較的強く、安定性が高い
  • 中程度の硬さで、踏み心地が良い
  • 木目ははっきりしていて素朴
  • 経年で色味が深まり、艶が出る

見た目の派手さより床材としての信頼感が前に出る樹種です。

チェスナット(クリ / 栗)が向いているケース・向かないケース

向いている

  • 経年変化を楽しみたい
  • 湿度変化のある住環境
  • 和モダン・民藝・素材感のある空間
  • 木目の存在感を楽しみたい
  • 床を「使い込む」前提の暮らし

向いていない

  • 明るく均一な床を求める
  • 木目の主張を抑えたい
  • 北欧的な軽さを最優先したい
  • 商業施設・土足前提の空間

チェスナット(クリ / 栗)の商品

ユニ 無垢フローリング

チェスナット(クリ / 栗)の施工事例

施工直後のチェスナットはやや黄味を含んだ明るめのブラウンで自然素材らしい温かみがあります。
時間の経過とともに、色味は徐々に深まり、赤みと艶を帯びた落ち着いた表情へと変化していきます。

木目がはっきりしているため生活傷や摩耗も目立ちにくく、床全体の表情として馴染んでいく傾向があります。

チェスナット(クリ / 栗)×レジンテーブル・家具の制作事例について

クリは、使われることを前提にした木です。
木目は明確で、力はあるが硬すぎない。
叩かれても、踏まれても、粘りで受け止める性格を持っています。

レジンは飾りではなく割れや揺らぎを制御するための要素。
木の強さを抑えず生活の中で扱える形へと変換します。

結果として残るのは派手さではなく、頼りがいです。

よくある質問

Q
チェスナット(栗)は硬い床ですか?
A

チェスナットは広葉樹の中では中程度の硬さで、オークほど硬くはありませんが、針葉樹よりはしっかりしています。踏み心地は適度にやさしく、沈み込みすぎないため、日常生活で扱いやすい硬さです。硬さと快適性のバランスを重視する方に向いています。

Q
傷や凹みは目立ちますか?
A

細かな生活傷は入りますが、チェスナットは木目がはっきりしているため、傷が視覚的に分散されやすい傾向があります。使い込むほどに艶が出て、傷も床の表情として馴染んでいきます。「きれいに保つ床」より「育てる床」に向いています。

Q
タンニンが多いことで注意点はありますか?
A

タンニンが多いため、濡れた金属製品を長時間置くと黒く変色する場合があります。これは材の欠点ではなく、耐久性につながる性質でもあります。使用時に少し配慮すれば、大きな問題になることはありません。

Q
経年変化はどのように起こりますか?
A
チェスナット無垢フローリングの経年変化。明るい初期色と、タンニンにより深いブラウンへ育った比較写真。

施工直後の明るめの色から、時間をかけて赤みと深みが増し、落ち着いた褐色へと変化します。急激な変色は少なく、全体が均一に深まるのが特徴です。長く使うほど、床の存在感が増していきます。

Q
オイル仕上げとウレタン仕上げ、どちらが向いていますか?
A

木の質感や経年変化を楽しみたい場合はオイル仕上げが適しています。チェスナットの木目と艶の変化が分かりやすく出ます。管理性を重視する場合はウレタン仕上げも選択肢ですが、表情はやや均一になります。