ウリン

ウリンの特徴

ウリンは東南アジア原産の広葉樹で世界的にも最上位クラスの耐久性を持つハードウッドとして知られています。
非常に高い比重と密度を持ち、腐朽菌やシロアリが侵入しにくい成分を多く含んでいます。

ウリンの主な性質

  • 非常に高い耐腐朽性・耐虫害性
  • 水に沈むほどの高比重
  • 摩耗に強く、人の往来が多い場所に適する
  • 屋外環境で性能が落ちにくい

「屋外で弱点が見つかりにくい」
それが、ウリンが長く使われてきた理由です。

ウリンが向いているケース・向かないケース

向いている

  • できるだけ張り替えたくない
  • 公共施設・店舗・人通りの多い場所
  • 雨や湿気の多い地域
  • 天然木で高耐久を重視したい
  • メンテナンスの手間を減らしたい

向いていない

  • 初期コストを抑えたい
  • 明るく軽やかな色味を求めている
  • 素足の柔らかさを重視したい
  • DIYで施工したい

ウリンの商品

ウリンの施工事例

施工直後のウリンは赤褐色〜ダークブラウンの重厚感のある色味をしています。
屋外で使用することで紫外線と雨の影響を受け、時間をかけてシルバーグレーへと変化していきます。
この変化は劣化ではなくウリンが屋外環境に順応した結果として現れる表情です。

また、非常に硬い材のため下穴加工・ビス選定・施工精度が仕上がりと耐久性に直結します。
素材の性能を活かせるかどうかは、施工次第です。

よくある質問

Q
ウリンは本当に腐りにくいのですか?
A

ウリンは、天然木の中でも非常に高い耐腐朽性を持っています。
適切に施工された場合、日本の屋外環境において防腐処理を行わずに長期間使用されてきた実績があります。

Q
シロアリ被害の心配は?
A

非常に高い耐性があります。
日本の一般的な屋外環境では、防腐処理を行わずに長期間使用できる実績があります。

Q
ウリンは灰汁(あく)が出ると聞きましたが、大丈夫ですか?
A

ウリンは、タンニンなどの成分を多く含むため、施工後しばらくの間、雨に濡れることで灰汁が流れ出ることがあります。
これは木材が劣化しているわけではなく、ウリンの耐久性を支えている成分が表面に現れる現象です。
コンクリートやタイル、外壁に触れる位置では、一時的に着色する場合があるため、施工計画の段階で排水方向や取り合いを考慮することが重要になります。
時間の経過とともに灰汁の量は落ち着き、恒常的に出続けるものではありません。
屋外用の木材としては一般的に知られた性質のひとつです。

Q
ウリンとイペの違いは?
A

どちらも高耐久材ですが、ウリンは耐腐朽性と水への強さ、イペは耐摩耗性と硬さが際立つ傾向があります。環境条件で選ばれることが多い樹種です。

Q
どんな人に向いたウッドデッキですか?
A

屋外を「できるだけ手をかけずに長く使いたい場所」と考える方に向いています。
時間と手間を減らしたい人に選ばれる木です。

ウリンのコラム

流行の素材は数年ごとに変わります。
しかし屋外で何十年も使われてきた木は簡単には入れ替わりません。

ウリンは「特別な演出」をしなくても、役割を果たし続ける素材です。