モンキーポッドレジンテーブル・一枚板

レジンテーブルの傷を自分で直す方法|研磨からオイル仕上げまで徹底解説

モンキーポッド

エコロキアの事務所で使っているモンキーポッドのレジンテーブル。
このテーブルは、打ち合わせの際にお客様とコーヒーを飲みながら会話を交わす場所でもあり、無垢フローリングやウッドデッキのサンプルを広げて塗装のテストを行う作業台でもあります。

さらには、時にはちょっとした木工をする際の作業台としても活用されていて、用途は実に多彩です。
使い込まれた道具には味が出るといいますが、このテーブルに関しては「味」どころではなく、もはや「戦友」のような存在になってきました。

「壊れたら直す」が、エコロキア流の家具との付き合い方

僕たちが大切にしているのは、「壊れたり、傷ついたりしたものは直して使えばいい」という考え方。
天然木やレジンといった素材は、手間をかければ何度でも甦る力を持っていると信じています。

だからこそ、少々の傷や汚れは気にせず、ガンガン使っています。気づけばレジンの透明な面には無数の擦り傷が入り、所々レジンや塗料がこぼれてそのまま固まっていたりして、もはやビフォー写真を見たら誰もが驚く状態。

それでも、「じゃあ新品に買い替えるか?」とはならないのが僕たちエコロキアのスタンスです。

研磨から仕上げまで。レジンテーブル再生の記録

今回、この愛着のあるモンキーポッドのレジンテーブルを本気でリフレッシュすることにしました。

Step1:番手を上げながら丁寧に研磨

まずはレジンの表面に残る大きな傷や塗料のこびりつきを削り取るところからスタート。
使用したサンドペーパーの番手は#240、#320、#400、#600。
段階的に目の細かさを変えながら、表面をフラットに近づけていきます。

ここで焦ってはいけません。力任せに削ってしまうと、レジンの透明感を取り戻すどころか、逆にムラが出てしまう原因になります。

Step2:耐水ペーパーでさらに滑らかに

粗い研磨が終わったら、次は耐水ペーパーによる水研ぎ。
ここで使用したのは#1000、#1200、#1500、#2000、#3000の5段階。
この工程は時間がかかりますが、表面の微細な凹凸をしっかり取り除くことができる、透明感復活のための要です。

耐水ペーパーはその名の通り、水をつけながら研磨するため、熱が発生せず素材を傷めにくいというメリットもあります。

Step3:コンパウンドで最終仕上げ

続いて使用したのは3種類のコンパウンド(細目・極細・超極細)。
これらを順に使って、磨き上げていく作業はまさに“研磨の醍醐味”ともいえる時間。
傷が消え、表面が少しずつ光を反射し始めたときの達成感は格別です。

今回も例に漏れず、レジンの透明感がしっかりと蘇りました。

モンキーポッド部分は、ワトコオイルで再仕上げ

レジン部分はツヤツヤになったものの、モンキーポッドの木部は研磨によって表面の塗膜がすっかりなくなってしまいました。そこで今回は、ワトコオイル W-01 ナチュラルを使用してオイル仕上げを行いました。

このオイルは「ダニッシュオイル」とも呼ばれ、北欧家具、とくにチーク材との相性が良いことで知られています。主成分は亜麻仁油(あまにゆ)で、木の内部に深く浸透し、表面を自然な風合いで保護してくれます。

モンキーポッドは赤身と白太のコントラストが美しい木材ですが、赤身の部分にこのオイルを塗布すると深みのある美しい色合いに仕上がり、テーブルとしての表情が一段と豊かになります。

レジンテーブルは「直せる家具」

今回の再仕上げを通じて、あらためて感じたのは、レジンテーブルは壊れたら終わりではなく、直せば蘇るということ。素材の選び方、塗装の仕方、磨き方──どれも時間と手間がかかりますが、その分だけ「使い続ける喜び」が積み重なっていくのが天然木の魅力です。

またきっと、今後もこのテーブルの上で無垢材の塗装を試したり、小さなレジン作品を作ったり、誰かとコーヒーを飲んだりして、また傷だらけになることでしょう。

でもそれでいい。いや、それがいい!

あなたのレジンテーブルもメンテナンスしてみませんか?

エコロキアでは、レジンテーブルの制作体験ワークショップだけでなく、すでにお使いのレジンテーブルの再仕上げや補修のご相談も受け付けています。

買い替えるのではなく、直して使い続けたい
そんな想いを持っている方こそ、天然素材と向き合う価値を知っている方だと思います。

レジンテーブル制作体験ワークショップ

“映え”だけじゃない。
思わず写真を撮りたくなる、
けれどずっと手で触れていたくなる。
本物の木に触れて、本物のレジンを流し込む。
自分の手で作るという贅沢、はじめてみませんか?

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