無垢フローリングは、天然木ならではの温もりや質感が魅力です。
しかしその一方で、湿度や気温の変化に敏感に反応するため、床鳴りや突き上げ、隙間、反りといったトラブルが起こることがあります。
今回は、実際にお客様からご依頼をいただいた「床鳴りの補修」事例をもとに、無垢フローリングの特性と、エコロキアの補修ブランド「ムクリペ」による再生の流れをご紹介します。
無垢フローリングで起こる代表的なトラブルとは?
原因は“木が生きている”からこそ
無垢フローリングは、人工的に作られた合板フローリングとは異なり天然木から切り出された素材です。そのため、湿度が高い時期には膨張し、乾燥すると収縮します。
この動きが繰り返されるうちに、フローリング同士が干渉して「ギシギシ」と床鳴りを起こしたり、サッシ際などの端部が持ち上がって「突き上げ」が発生することがあります。
床鳴りの放置は劣化を早める
床鳴りは一見すると小さなトラブルですが、放置するとフローリングの下地との間に隙間が生じ、歩行時の負担でビスが緩み、結果的に床板が破損してしまうこともあります。
また、湿気を含んだ状態で動き続けるとカビや腐食の原因にもなるため、早めの対処が大切です。
ムクリペによる床鳴り補修の流れ
1. 状況確認と補修方法の選定
今回のご相談は、「無垢フローリングが季節の変化で動き、サッシ際が突き上がって床鳴りしている」というもの。まず現地で状態を確認したところ、下地とフローリングの間にわずかな浮きが見られました。
床鳴りの原因が“擦れ”によるものか、“浮き”によるものかで補修方法は大きく変わります。
注射器で「フロアメンダー」などの接着剤を充てんするケースもありますが、今回は根本的に無垢フローリングと下地が根太から浮き上がっていたため、上からビスで固定することにしました。
2. 下穴を開けてビス固定
床鳴りを止めるため、まず8mmのダボ用ドリルで下穴を開けます。そこにビスをまっすぐ打ち込み、浮いた部分をしっかり押さえ込みます。
このとき注意するのは、ビスを強く締めすぎないこと。無垢材は木の繊維方向によって動くため、力任せに締めると割れの原因になります。熟練の職人が手加減を見極めながら慎重に固定していきます。
3. ダボで美しく仕上げる
ビスを打ち込んだ後は、同径の木製ダボを木工ボンドで挿入します。

接着剤が乾いたら、突き出た部分をノコギリでカットし、表面をサンドペーパーで丁寧に研磨。最後に同系色のオイルを薄く塗布し、自然なツヤを取り戻します。これにより、ビス穴が完全に隠れ、滑らかな仕上がりになります。

4. 完成|補修跡よりも機能性を優先
今回のような補修では、どうしてもダボ跡が残ります。
特にプレミアムグレードの無垢フローリングでは色味が均一なため、補修箇所がわずかに目立つこともありますが、床鳴りの解消効果は絶大です。

ラスティックグレードやヴィンテージ加工の床材であれば、節やパテ跡になじむように“意匠としての補修”も可能。
デザイン性と機能性の両立を考えながら施工するのが、エコロキア流です。
なぜムクリペが選ばれるのか
専門知識×確かな技術で“再生”する
「ムクリペ」は、エコロキアが展開する無垢フローリング再生サービスです。
傷・汚れ・凹み・変色・床鳴りなど、時間とともに現れるトラブルを、研磨・補修・再塗装によって新品のように蘇らせます。
一般的なリフォーム業者では難しい天然木の再生も、エコロキアでは樹種ごとの特徴・含水率・塗料の相性まで考慮した施工が可能。だからこそ「仕上がりが自然」「新品より美しい」と評判です。
全国対応・住みながらの補修もOK
ムクリペは、関西を中心に全国出張対応。
住宅はもちろん、店舗・オフィス・公共施設など、幅広い現場に対応可能です。
また「家具を動かせない」「住みながら作業してほしい」といったご要望にも柔軟に対応。部分ごとの補修や夜間施工など、お客様の生活リズムに合わせたスケジュールで行えます。
床鳴り・突き上げ・傷…無垢フローリングの悩みはムクリペへ
無垢材の特性を理解した上での最適解
無垢フローリングは“呼吸する素材”です。
その動きを完全に止めることはできませんが、正しい知識と技術でコントロールすることは可能です。
エコロキアでは、施工時の環境・含水率・木の方向性を踏まえた補修を行うため、補修後の再発リスクを最小限に抑えます。
見た目の美しさと機能性の両立
「補修跡が気になる」との声もありますが、ムクリペではデザイン性を損なわない仕上げを重視。
オイル仕上げ、艶消し塗装、ヴィンテージ風加工など、無垢フローリングの個性を活かしながら補修します。
“直す”ではなく“再生する”という選択
床鳴りひとつとっても、そこには木の呼吸と職人の技が詰まっています。
無垢フローリングは、単なる建材ではなく、手をかけて育てるインテリア。ムクリペは、その美しさと機能をもう一度蘇らせるための再生ブランドです。「少しの傷だから」と放置せず、早めのメンテナンスが長持ちの秘訣。
あなたの床も、きっとまだ生まれ変わることができます。


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