ブラックウォルナット

曲げ框(まげかまち)とは?──玄関に“曲線美”を宿す特注技術

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玄関の印象を変える“曲げ框”の魅力とは

家に足を踏み入れるとき、最初に目に入る場所。それが玄関です。そして、その玄関を形づくる大切なパーツのひとつが「框(かまち)」。この框にこだわりを持つことで、住まい全体の印象が大きく変わります。

なかでも、曲線を描く「曲げ框」は、まるで建築の中に柔らかいリズムを取り込むような、そんな芸術的な存在感を放ちます。エコロキアでは、無垢フローリングに合わせて、こうした曲げ框も1本から特注で製作可能です。

曲げ框とは何か?──「R框」「S字框」とも呼ばれる曲線仕様

曲げ框=曲線の玄関框

曲げ框とは、その名の通り曲線を描く玄関の框です。「R框(アールかまち)」や「S字框」などと呼ばれることもあり、一般的な直線の框とは異なり、玄関空間に柔らかな印象や独特の存在感を与えることができます。

多くの住宅では直線的な框が採用されていますが、玄関にアールを設けることで空間に動きが生まれ、高級感やオリジナリティを感じさせる演出が可能になります。

曲げ框の構造と製作方法

集成材+単板で“美しい曲線”を実現

曲げ框は、無垢材をそのまま曲げて作っているわけではありません。通常、コア(芯材)には曲げ加工しやすい集成材を使用し、その上にお好みの化粧単板を貼ることで、美しく滑らかな曲線を形づくっています。

これは框だけに限らず、丸い出窓の枠やRのついた開口枠、曲線の小上がりなどにも共通する構造で、見た目の自然さと精度を両立させるための技術なのです。

ブラックウォルナットの単板例

たとえば、エコロキアで施工した写真にある曲げ框は、集成材のコアの上にブラックウォルナットの単板を貼った仕様。深みのある色合いと美しい木目が印象的で、高級感のある玄関に仕上がっています。

このようなサイズや曲線の加工は、無垢材そのものでの制作は難しく、反りや割れのリスクも高まります。だからこそ、集成材+単板というハイブリッドな構成が曲げ框には最適なのです。

曲げ框の注文方法と製作の流れ

図面がなくても製作可能です

曲げ框を注文する際、もちろん図面をご用意いただければスムーズです。しかし、図面がない場合でも問題ありません。玄関の寸法を採寸し、必要な情報をご提供いただければ、こちらで設計から製作まで一貫して対応可能です。

「こんな形にしたい」「玄関のこのカーブに合わせたい」といったご要望にも柔軟に対応します。

樹種は自由自在。単板があれば何でも可能

使用する単板の樹種は、基本的にエコロキアで扱う無垢フローリングとほぼ同様です。

  • オーク(ナラ / 楢)
  • ブラックウォルナット
  • ブラックチェリー
  • メープル(カエデ / 楓) など

無垢材での製作も可能?──反りのリスクと実例について

「やっぱり単板ではなく、無垢で作りたい」

そんなご相談もいただきます。無垢材で曲線を描くのは非常に高度な技術を要しますが、エコロキアではオークやブラックウォルナットなど、比較的安定性の高い樹種での無垢框の製作実績もあります。

ただし、湿度変化による反り・割れなどのリスクを伴うため、事前に使用環境や設置条件をヒアリングしたうえで、慎重に設計・製作を行います。

曲げ框だけじゃない。玄関まわりの木製品も一貫対応

巾木・式台・L字框なども製作可能

エコロキアでは曲げ框だけでなく、玄関まわりに必要な木製品も無垢フローリングに合わせてトータルでご提案しています。

  • 玄関巾木
  • 式台(玄関上がり框の踏み台)
  • L字リフォーム框
  • R巾木、R式台 など

すべてオーダーメイド対応で、樹種やサイズ、塗装の種類まで、お客様のご要望に応じて一つひとつ丁寧に製作いたします。

玄関の“顔”を引き立てる曲げ框。細部のこだわりが空間の格を決める

一見すると地味な存在に思える框。しかし、玄関という家の顔において、框は非常に重要な役割を果たしています。とくに、無垢フローリングを採用されるようなこだわりの空間においては、框や巾木の仕上げにも妥協してほしくありません。

曲線を活かした曲げ框で、空間全体の印象がやわらぎ、ナチュラルで上質な雰囲気を演出できます。

あなたの玄関に“曲線の美学”を

曲げ框は、ただの建材ではありません。それは、直線では表現できない「やさしさ」「柔らかさ」「動き」を空間に与えるデザイン要素でもあります。

無垢フローリングと相性の良い曲げ框で、世界にひとつだけの玄関空間を創り上げてみませんか?

エコロキアでは、曲げ框・巾木・式台などをお客様の理想に合わせて1本ずつ丁寧に製作いたします。設計段階からのご相談にも対応しておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

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