アカシア無垢フローリング

アカシア 無垢フローリングのメリット・デメリット

アカシア

節や白太を含み、表情豊かで今もっとも「無垢材らしい」と人気のあるアカシアの無垢フローリング。

個人的にアカシアの無垢フローリングの開発に携わったので思い入れも深く、エコロキアでも登場回数の多い樹種なので、なかなかデメリットを出しにくいのですが、ここはひとつ絞り出して、アカシアの無垢フローリングを購入する方が後悔しないように解説したいと思います。

アカシア 無垢フローリングのメリット

アカシア好きの僕としてはメリットを挙げ始めるとキリがないので、個人的な好みは除外して客観的な視点でアカシア 無垢フローリングのメリットをご紹介致します。

成長が早く原材料が豊富

現在国内で流通しているアカシアの無垢フローリングは90%以上がベトナム産で、僅かにインドネシア産、中国産が含まれておりますが、その殆どが植林材で管理されているため環境への負荷が少ない樹種です。

成長も早いため植樹から伐採までのサイクルも早く、資源が豊富なため無垢フローリングに限らずフリー板や家具、食器などにも用いられています。

温かみのある足触り

広葉樹の中ではベトナム産、インドネシア産のアカシアは比較的軽く、空気を多く含んでいるため冷たくなりにくい樹種です。

「無垢フローリングは暖かい」と良く云いますが、硬質な樹種になるとやっぱり普通に冷たいもので、無垢フローリングにして後悔した人の多くが足触りの冷たさを挙げています。

似たような樹種がない

アカシアに見た目が似ている樹種はモンキーポッドなどいくつかありますが、無垢フローリングとして出回っている中ではアカシアと似ている樹種はあまりありません。

敢えて挙げるとするならばチークのラスティックグレードかな…と云うレベルですが価格はチークの方が上ですし、この中間色の色調もよくありそうで意外とないカラーです。

比較的リーズナブル

前述したようにアカシアは植林材で資源が豊富なため広葉樹の中では比較的リーズナブルな価格設定です。

無垢フローリングの場合、価格と性能は比例しないもので、安いから悪い、高いから良いと云うコトはなく、希少性によって価格が上下するため、リーズナブルだからと云ってアカシアが無垢フローリングとして劣っているワケではありません。

アカシア 無垢フローリングのデメリット

メリットの方はまだまだ傷や汚れが目立ちくいコトや施工性の良さなどを挙げたいところですが、次はデメリットについてお話ししたいと思います。

幅広や一枚もの、節なし、白太なしが作りにくい

アカシアは植林材で径が大きくなる前に伐採するため、原材料自体が小さくなり、そこから製材すると120mm以上の幅広や、一枚もの、そして節や白太なしの無垢フローリングは非常に作ることが困難です。

そのためアカシア 無垢フローリングの形状は90mm幅、120mm幅のユニタイプ、そして乱尺タイプやヘリンボーンタイプのように小さな材料で製材できるものが主流となります。

框や巾木などの周辺部材が少ない

エコロキアでは突板の玄関框、付け框(玄関巾木)の取り扱いはありますが、巾木や廻り縁、見切り材などは弊社だけではなくあまり流通しておりません。

まぁまだオーク(ナラ / 楢)やブラックウォルナットのようにメジャーな樹種ではないためで仕方がありませんが、別注であれば無垢フローリングを加工して巾木などの制作は可能ですのでご相談下さい。

床暖房に対応していない

現時点でアカシアの無垢フローリングで床暖房対応は弊社での取り扱いはなく、他でも見たことがありません。

無垢フローリングではありませんが、床暖房対応でアカシアをご希望するなら120mm幅 一枚もの 複合フローリングをご用意しておりますのでそちらがオススメです。

粗悪なアカシア 無垢フローリングに注意

前述しましたが現在アカシアの無垢フローリングは90%以上がベトナムで生産されていますが、結構製材時の乾燥にコツがいる樹種です。

アカシア自体は元々寸法安定性の高い樹種ではなく、捻じれやすいため製材前の乾燥でひと手間加えなければ良いアカシアの無垢フローリングは作れません。

このひと手間を惜しまない工場は問題ありませんが、やはりそのひと手間をおろそかにする工場もあり、その分仕入れ値も安いため、そう云った工場のアカシア 無垢フローリングが出回っているのも事実です。

まぁこれはアカシアに限った話ではありませんが、アカシアで施工しにくい…と云うとこう云った工場の商品の可能性が高いので注意が必要です。

まとめ

アカシアの無垢フローリングのメリット、デメリットをご紹介してまいりましたが、やはり無垢フローリングにしたことを後悔するようなことがないようにしっかりとご理解頂いた上で無垢フローリングを選んで頂きたいと思います。

すべての樹種でメリット、デメリットがあり、インテリアとしてのデザイン性も重要ですが、施工される現場の湿度や温度、風通し、使われる方の家族構成なども加味して無垢フローリングをご紹介していければと思います。

コメント