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【神戸市東灘区】ブラックウォルナット複合フローリングの床鳴り補修|注射器を使った精密施工事例

ブラックウォルナットのフローリングにドリルで穴を開けて床鳴り補修を行う作業の様子 ブラックウォルナット施工事例
床鳴りが発生していたブラックウォルナットの複合フローリングに、補修剤を注入するための穴を慎重に開けていきます。木目を傷めないよう、位置と深さを丁寧に調整。

床鳴りの原因を突き止める|ブラックウォルナット複合フローリングの施工不良

神戸市東灘区のお客様より、「リビングの一部で床がキュッキュッと鳴る」というご相談をいただきました。
床材は高級感のあるブラックウォルナットの複合フローリング。施工から間もないにもかかわらず、複数箇所で床鳴りが発生しているとのことでした。

現地を確認すると、下地からフローリングが浮き上がっている部分がいくつか見つかりました。施工時に使用された接着剤の量が不足していた、または塗布ムラがあった可能性が高く、部分的に接着が切れてしまったことが原因と考えられます。

床鳴りは見た目の問題だけでなく、放置するとフローリングが浮き上がり、割れや反りにつながるリスクもあります。そのため、早急な補修が必要でした。

床鳴り補修の方法|下地状況に応じた接着剤の選定と注入施工

ドリルで微細な穴を開け、注射器で接着剤を注入

まずは床鳴りの原因箇所を特定し、表面を傷つけないようにマスキングテープで養生します。
次に、木目に沿って直径1mm程度の極細ドリルで注入用の穴を開けます。この作業では木目方向や下地の位置を考慮し、見た目に影響が出ない位置を慎重に選定しました。

マスキングテープで養生されたブラックウォルナットの床に床鳴り補修の準備をする様子
床材表面を保護するためにマスキングテープを貼り、床鳴りの原因箇所を特定。
エポキシやウレタン系接着剤の注入に備えて作業エリアをしっかり養生します。

注入には注射器を用いて、接着剤を内部の空隙へ圧入していきます。今回の現場では、下地の状態から判断してウレタン系の弾性接着剤を選びました。ウレタンは木材の動きに追従しやすく、経年による収縮や膨張にも強いため、床鳴り防止には非常に有効です。

電動ドリルでフローリングの床鳴り箇所に注入穴を開ける手元作業の様子
ブラックウォルナットの複合フローリングに、注射器で接着剤を注入するための穴を開けていきます。
下地の位置を見極めながら、適切な深さに調整することがポイントです。

施工中の注意点とリスク管理

フローリングの床鳴り補修では、接着剤を過剰に注入すると逆に膨れや段差を生む恐れがあります。
そのため、注入量をミリ単位で制御し、隙間を埋めつつも余剰樹脂が表面に染み出さないよう調整。注入後は数時間静置し、接着剤が木材内部で硬化するのを待ちます。

注射器を使ってフローリングの隙間から接着剤を注入する床鳴り補修作業
床鳴りの原因となる下地の剥がれ部分に、注射器を使って接着剤を丁寧に注入。
樹脂の種類は下地材に合わせてエポキシやウレタンなどを選択し、床鳴りの再発を防ぎます。

施工中はお施主様がご在宅でしたが、騒音や粉塵が出ない作業のため生活への支障も最小限。エコロキアではこうした「住みながらの補修対応」にも柔軟に対応しています。

施工後の状態と結果|床鳴りが解消されたブラックウォルナットフロア

補修後の美観と仕上がり

補修後、床鳴りはほぼ解消。特にお客様が気にされていたリビング中央部分の異音がなくなり、「今まで気になっていた音がしなくなった」と喜びのお言葉をいただきました。

今回は補修範囲を最小限に抑えるため、穴あけ後に同色のパテで丁寧に補修を行い、表面は違和感のない仕上がりに。
ブラックウォルナット特有の深いブラウンの美しさを損なうことなく、自然な質感を保つことができました。

接着不良による再発リスクと今後のメンテナンス

今回のように施工時の接着不良が原因の場合、部分的に再発するケースもあります。
特に複合フローリングは下地と表層材が異なる素材で構成されているため、湿度や温度差によって接着層にストレスがかかることがあるのです。そのため、施工後もしばらく様子を見ながら再点検を行い、必要であれば追加注入や部分的な再施工を行う予定です。

エコロキアの床補修技術|自社施工でなくても対応可能

今回の物件は、エコロキアが直接施工したものではなく、他社製品・他社施工のフローリングでした。それでも工務店様が「エコロキアなら対応できる」とご相談くださり、現場を任せていただきました。

エコロキアでは、自社施工品に限らず、「他社で施工したけれどトラブルが起きて困っている」というケースにも柔軟に対応しています。

床鳴り・反り・隙間・浮きなど、木の動きを理解した上で原因を見極め、最適な処置を選定します。
特に無垢材や複合材など、素材ごとの特性を踏まえた補修技術が強みです。


床鳴りが起こるメカニズムと放置の危険性

床鳴りの主な原因

床鳴りの多くは、以下のような原因で発生します。

  • 下地の接着不足(接着剤の塗布ムラ・塗布量不足)
  • 下地の変形や収縮による「浮き」
  • フローリング材の伸縮による「摩擦音」
  • 根太や合板の緩み

特に今回のような複合フローリングでは、合板と表面突板の膨張率が異なるため、季節変化や湿度に敏感に反応します。

放置すると起こる二次被害

床鳴りを放置すると、音のストレスだけでなく、最悪の場合はフローリングの剥離・浮き上がり・割れといった構造的なトラブルにつながります。さらに、床下の通気性が悪いと湿気がこもり、カビや腐食のリスクも。早期の診断・補修が、快適な住環境とフローリングの長寿命化に直結します。

エコロキアの「ムクリペ」なら、無垢フローリングの再生も可能

エコロキアでは、無垢フローリング専用の再生サービス「ムクリペ」を展開しています。
研磨・補修・再塗装により、古い床を新品同様に甦らせることが可能です。

床鳴りや傷、汚れ、日焼けなど、どんなトラブルにもプロが対応。
住まいながらの施工にも柔軟に対応しており、店舗・オフィス・住宅など、全国からご依頼をいただいています。

フローリングの床鳴りは早めの対処が肝心

神戸市東灘区で行った今回の補修は、注射器で接着剤を注入するという繊細な施工でしたが、
適切な判断と技術により、音の問題は無事解決しました。

ブラックウォルナットのような高級フローリングは、素材の特性を理解した上での施工・補修が欠かせません。
エコロキアでは、無垢材・複合材を問わず、長く美しく使い続けるためのサポートを行っています。

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