新築住宅の庭にウッドデッキを設置するメリット
新築の戸建て住宅において、庭やテラスにウッドデッキを設置することで、暮らしの快適さは大きく変わります。洗濯物を干すスペースや、子どもの遊び場、家族や友人と過ごすアウトドアリビングとして、多目的に利用できるのがウッドデッキの魅力です。
また、庭に土や雑草が残っている状態よりも、ウッドデッキを設置することで雑草の管理が不要になり、見た目にも美しく仕上がります。今回の現場も、大阪市内に建つ新築戸建て住宅の庭を活かした施工で、お施主様の暮らしをより豊かにするためのウッドデッキづくりに取り掛かりました。
施工前の庭の状態
施工前の庭は、まだ土がむき出しの状態で雑草が点々と生えていました。新築物件ではよく見られる光景ですが、この状態では庭を快適に使うことが難しく、夏場は雑草の手入れや泥はねなども気になります。
この庭にウッドデッキを設けることで、室内からそのままフラットに出入りできる快適な空間が生まれ、暮らしの利便性が格段に向上します。特に今回の住宅はコの字型の建物で、中央部分が中庭のようになっているため、ウッドデッキの設置によって家全体に開放感が広がる計画です。

ウッドデッキ施工の基本工程
束石と束の設置
まず最初に行うのは基礎となる「束」を立てる作業です。束はウッドデッキ全体を支える重要な部分であり、束石の上に設置して高さを調整します。水平をしっかりと出すことが、後々の仕上がりに大きく影響するため、最も慎重に進める必要があります。
大引きの設置
束の上に「大引き」を配します。大引きは骨組みを支える主要な部材であり、ここで強度をしっかり確保することが長持ちするウッドデッキづくりにつながります。
根太の組み込み
大引きの上に「根太」を組みます。根太は床板を支える細かい骨組みで、一定の間隔で配置することによりデッキ全体の安定感を生み出します。
床板の施工
最後に根太の上に床板を貼り付けていきます。床板はお施主様が直接目にし、足で感じる部分ですので、施工精度や仕上がりの美しさが特に重要になります。
施工中の様子|現場写真で見る流れ
基礎工事と骨組み
束石を配置し、その上に束を立てて大引きを組み、さらに根太を設置していくことで、デッキの骨組みが完成します。水平器を使いながら一つひとつの高さを確認し、精度の高い基礎をつくることが大切です。

床板の取り付け
床板を貼り始めると、ようやくデッキらしい形が見えてきます。今回は新築住宅の外観に調和するよう、耐久性の高い天然木を使用しました。木材ならではの温もりが感じられる仕上がりになっていきます。

ウッドデッキ施工に最適な季節
現在は秋口で、ウッドデッキ施工には非常に良い季節です。夏の猛暑のように作業が過酷になることもなく、冬場のように日照時間が短いわけでもないため、現場での作業効率も高まります。今回も秋晴れの中、気持ちの良い環境で作業を進めることができました。
現場で学べることと職人不足の課題
私は普段、施工そのものを本職としているわけではありませんが、実際に現場に入ってウッドデッキや無垢フローリングの施工を経験することで、商品知識がより深まります。資材の扱い方や仕上がりの違いを体感することで、お客様に対しても説得力のある説明ができ、仕入れや職人への指示も的確になります。
一方で、建築業界では職人不足が大きな課題となっており、特に無垢フローリングやウッドデッキの施工に対応できる熟練職人の高齢化が進んでいます。だからこそ、これから施工やメンテナンスに興味を持っていただける職人さんや若手人材にぜひ参入してほしいと考えています。
まとめ|ウッドデッキで暮らしに快適さと開放感を
今回の大阪市内新築戸建てでのウッドデッキ施工は、庭の土の状態から基礎工事、骨組み、床板施工へと着実に進み、完成後にはご家族が安心してくつろげる快適な空間に生まれ変わります。
ウッドデッキを設置することで、庭がただのスペースから暮らしを彩る空間へと変わり、日常がより豊かになります。DIYで挑戦する方にも、プロの施工を依頼される方にも共通して言えるのは、「基礎部分の精度が何より重要」ということ。束石の設置や水平調整を正しく行うことで、長持ちするウッドデッキが完成します。
当社では、無垢フローリングの研磨やメンテナンスも含め、天然木を活かした住まいづくりをご提案しています。ウッドデッキ施工やメンテナンスに関心のある方、また職人として一緒に取り組みたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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