オーダー事例モンキーポッドレジンテーブル・一枚板

モンキーポッドのレジンテーブル制作開始

オーダー事例

本日からエコロキアも年末年始の休業中ですが、落ち着いて仕事ができるこの時期を利用して、山積みになっていた書類の整理を進めています。

そして、ご発注いただいていたモンキーポッドのレジンテーブルの制作にもようやく着手しました。
この静かな時間に作業に集中できるのは本当にありがたいことです。

今回は、モンキーポッドという木材の魅力、レジンテーブルの美しさ、そして制作の大変さとその面白さについてお話ししたいと思います。

エコロキアのレジンテーブル

モンキーポッドという樹種の魅力

モンキーポッドは熱帯地域で育つ広葉樹で、日本では「この木なんの木」として知られる木です。
その魅力は、なんといっても独特の杢目と色合いです。中心部のダークブラウンと外側の明るいクリーム色が織りなすコントラストは、他の木材ではなかなか見られない美しさです。

さらに、モンキーポッドは硬すぎず加工が比較的容易で、家具やテーブルに最適な素材です。
それでいて耐久性があり、長く使えることも魅力のひとつ。独特の温かみを持ちながら、存在感を放つため、インテリアとしても非常に人気があります。

レジンテーブルの美しさとその魅力

モンキーポッドを使ったレジンテーブルは、自然の美しさと人工的な美しさが絶妙に調和した作品に仕上がります。木の自然な曲線をそのまま活かしながら、空隙や隙間に透明なレジンを流し込むことで、まるで川や湖のような幻想的な雰囲気を生み出します。

また、レジンの色合いは自由にカスタマイズ可能です。
今回のテーブルでは、お客様と相談して、透明感のあるブルーを基調に少しグリーンを混ぜたカラーを採用しました。
木の温かみとレジンの爽やかさが融合し、どんな空間にも馴染む一枚になる予定です。

制作の大変さとその面白さ

レジンテーブルの制作は、一筋縄ではいきません。
木材の選定から始まり、仕上げに至るまで細かい工程が山のようにあります。
特に、モンキーポッドのような杢目が特徴的な木材の場合、木の自然な表情を最大限に引き出すことが求められます。

良い具合に天然のカーブを描いた「耳」の部分も樹皮を剥がしただけではこんな感じなのでレジンテーブルに仕上げる前に耳掃除。

このあたりもあまり綺麗にしすぎると人工的なカーブになってしまうので自然な曲線美を活かして仕上げていきます。
樹皮が残ったガサガサな状態でレジンテーブルを作ることも可能ですが、レジンの流し込みの際に木屑が流れてしまうため難易度がアップします。

また木材のカットや整形はもちろん、レジンを流し込むための型枠作りも重要です。

型が少しでも歪んでいると、仕上がりに影響が出るため、慎重に作業を進めます。
さらに、レジンを流し込む工程では気泡が入らないよう、細心の注意を払います。

レジンが硬化するまでには時間がかかるため、作業を進める合間には仕上がりを想像してワクワクする一方で、「翌日になって気泡が出ていたらどうしよう…」といった緊張感もあります。
この「緊張と楽しさの狭間」で作業を進めるのが、レジンテーブル制作の醍醐味かもしれません。

作業を通じて

レジンテーブルの制作作業は確かに大変ですし独特なコツが必要です。
この大変な部分をある程度エコロキアの方で簡素化すれば体力に自信がない方、工作の不得手な方でも楽しんで頂けるのではないかと思います。
今回もモンキーポッドの美しい杢目を見ながら、「この部分はどう活かそうか」と思いを巡らせる時間は格別で、この楽しさを分かち合えればと来年からスタートするレジンテーブル制作体験を楽しみにしております。

また、レジンの硬化を待ちながら、次の作業工程をじっくりと計画する時間も楽しいものです。
お客様に満足いただけるよう、細部にまでこだわって進めています。

最後に

レジンテーブル制作は、木材の魅力を最大限に引き出しながら、自分の創造力を試される挑戦でもあります。
完成したときの達成感は格別で、お客様がそのテーブルをどのような空間で楽しんでいただけるのかを想像すると、ますますやりがいを感じます。

年末年始の静かなオフィスで好きな音楽を聴きながら、こうしてものづくりに向き合える時間は、本当に贅沢だと思います。
また今回の完成したモンキーポッドのレジンテーブルをお客様にお届けする日が今から楽しみです。

来年はレジンテーブルの制作体験ワークショップを毎月開催していく予定ですので、ぜひ興味のある方はご連絡ください。
一緒にものづくりの楽しさを共有できる日を楽しみにしています。

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