バーチ(カバ / 樺)リボス

無垢と床暖房を美しくつなぐ。バーチ白木仕上げが叶える“シームレスな空間デザイン”のコツ

白木仕上げを施したバーチ(カバ / 樺)一枚もの・床暖房対応複合フローリング材を手に持って質感を確認している様子。 バーチ(カバ / 樺)
床暖房に対応した複合構造のバーチ材。白木仕上げにより無垢材のような自然な明るさが実現し、シームレスな空間づくりに最適です。

バーチ(カバ)無垢フローリング × 白木仕上げの美しさ

ユニタイプ120mm幅が生み出す自然なリズムと上質感

バーチ(カバ)は淡い色調と繊細な木目が魅力で、空間に柔らかい上品さを与える人気の樹種です。今回使用したユニタイプの120mm幅は、複数ピースを接ぎ合わせた構造ながら、プレミアムグレードでは節や色ムラが極めて少なく、連続した木目の美しさがしっかりと残ります。白木仕上げを施すことで黄色みが抑えられ、施工後の床面はまるで無塗装のような透明感を保ちながら、光を穏やかに反射する優しい表情に仕上がりました。

120mm幅という広さは、床に落ちる光と影のコントラストを美しくし、部屋全体に一体感を生み出す効果があります。従来の90mm幅よりも視覚的な広がりが感じられるため、マンションのリビングやワークスペースでも空間を広く見せたい施主様に特に人気です。白木仕上げとの相乗効果で、日常の空気感そのものが柔らかく変わり、住まい全体のトーンアップにつながります。

黄変を抑えた「白木仕上げ」が空間の明るさを最大化する

リボス クノス No.244-200“白木”は、木材の黄ばみを抑えることに特化した自然塗料です。バーチはクリアオイルを塗ると若干琥珀色に変化しますが、白木仕上げならその変化を最小限に留めることができ、まさに「白いまま育てる」ような雰囲気に仕上がります。明るさと清潔感が求められる住宅・スタジオ・店舗などでも採用される理由はこの点にあります。

白木仕上げを施したバーチ(カバ / 樺)一枚もの・床暖房対応複合フローリングの施工面。
床暖房に最適な一枚ものの複合バーチ材を白木仕上げで施工。
明るく柔らかなトーンが空間に広がりを与え、温水床暖房にも安心して使える高耐性のフローリングです。

白木塗装後の床面は光を柔らかく反射し、照明の色味にも左右されにくいニュートラルな質感を保つため、家具選びが楽になるというメリットもあります。特に北欧家具やミニマルデザインとの相性は抜群で、白を基調とした住まいを検討されている方には非常におすすめの仕上げ方法です。

床暖房部分には複合フローリングを採用する理由

無垢材が苦手とする“反り・収縮”を防ぐ複合構造

床暖房の施工では、無垢材特有の伸縮や反りが問題になることがあります。バーチ自体は比較的安定した木ですが、長期的な温度変化・湿度変化が続く床暖房の環境では、やはり単層無垢材では心配が残る部分もあります。そのため同じバーチ材でも、床暖房部分には複合フローリングを用いるのが最適な選択となります。

今回採用した12×120×910mmの複合タイプは、バーチの化粧単板を使用しながらも下層は多層構造になっており、熱源の影響を受けても安定した状態を保ちます。無垢と比べて膨張・収縮が起こりにくく、床暖房との相性は非常に良好です。同じ樹種で揃えることで色味の差を最小限に抑えられ、さらに白木仕上げを施すことで、無垢材と複合材の差がほとんど分からないほど美しく仕上がります。

短尺910mmでも安定した施工ができる理由

複合フローリングは多層構造のため、長尺材に比べて短い910mmの方がさらに安定性が高まります。床暖房の熱ムラによる反りや変形が起こりにくく、施工後も均一な床面を維持できるため、現場でも安心して使用されています。ユニタイプの1820mmのような長さに比べると継ぎ目は増えますが、白木仕上げを施すと継ぎ目が目立ちにくく、視覚的な違和感が出にくいのも大きな利点です。

バーチ(カバ / 樺)一枚ものの床暖房対応複合フローリングのサネ部分をクローズアップした写真。
温度変化に強い複合構造のサネ部分。
無垢材と併用しても違和感が出にくく、白木仕上げにより統一感のある空間に仕上がります。

バーチの持つ淡い木目は短尺でも美しく見え、白木仕上げの柔らかいトーンが全体に馴染むため、床暖房部分だけが浮くという心配もありません。無垢と複合材を併用することに抵抗がある方もいますが、同樹種+同仕上げであれば、実際の完成後にはほとんど違いが分からないレベルの自然な繋がりを実現できます。

ユニタイプと複合タイプをシームレスにつなぐ施工技術

厚みが「15mmと12mm」で異なる場合の下地調整が必須

今回の現場のポイントは、ユニタイプ(15mm厚)と複合タイプ(12mm厚)を同じ120mm幅で採用した点にあります。厚みが3mm異なるため、そのままでは段差ができてしまいます。そこで必要となるのが職人による下地調整です。床暖房部分の下地を3mm高くつくり、両者の厚みを揃えることで、施工後の床面をフラットに仕上げることが可能になります。

この作業には精密な調整が求められます。3mmというのは数字だけ見ると小さく見えますが、フローリングの世界では大きな差。もし調整が甘いと、後々きしみや段差が発生し、床の寿命にも影響が出ます。エコロキアでは長年の経験と技術をもとに、こうした“厚み違いの併用”も美しく仕上げるため、見た目も機能も両立した施工を行っています。

サネが合わない仕様をどう合わせるか?職人技が光る部分

無垢ユニタイプと複合フローリングでは、厚みだけでなく“サネ形状”も異なるため、そのままでは組み合わせることができません。ここで必要となるのは、職人が現場でサネを微調整し、ジョイント部分に違和感が出ないよう加工する技術です。複合材側のサネを削ったり、無垢材側にスペーサーを追加したりして、両方の高さ・形状を揃え、ぴったりと噛み合うように仕上げていきます。

この作業は非常に繊細で、わずかなズレが仕上がり全体の品質に影響します。あくまで“無垢と複合を違和感なくつなぐ”ことが目的であり、そのためにはただ貼るだけではなく、木材の特性や経年変化まで見据えた調整が不可欠です。完成後は、本来サネが違うとは思えないほど自然な見た目となり、無垢部分と床暖房部分の境界が全く気にならない仕上がりになります。

白木仕上げなら「無垢と複合」を同じ表情に統一できる

白木仕上げが色味差を最小化する理由

一般的に、無垢材と複合材では若干色が異なります。無垢は天然木そのままの表情が出る一方、複合材は表面単板が薄いため、光の入り方によってわずかな違いが生まれることがあります。しかし白木仕上げは木材の濃淡を抑える効果が高く、色味を一定方向に寄せるため、両者の差が非常に出にくくなります。

特にバーチのように、もともと色差の少ない材では、白木仕上げを施すことで「完全に一つの床に見える」レベルの統一感を実現できます。今回の現場写真でも、無垢と複合の境目はぱっと見ただけではほとんど判断できず、空間全体を白く柔らかいトーンで美しくまとめることができました。

床暖房部分の温度変化でも変色しにくい自然塗料の強み

白木仕上げに採用したリボス クノスは、熱の影響を受けても変色が起こりにくく、長期的に見ても“白さを保つ”という大きなメリットがあります。ウレタン仕上げでは熱による黄ばみが顕著に出ることがありますが、自然塗料は木材本来の呼吸を妨げないため、経年変化が穏やかです。床暖房がある住まいでは特にこの性質が重要で、季節ごとに温度変化が起こる環境でも、美しい白さを持続できる点は自然塗料ならではの価値と言えます。

これにより無垢材と複合材の色差が生まれにくく、統一感のある空間デザインを長期間維持できます。

バーチ白木仕上げ×床暖房併用はどんな人に向いているか?

明るい空間づくりと床暖房の快適性を両立したい方

白木仕上げのバーチは、室内を明るいトーンで統一し、柔らかく清潔感のある空間をつくりたい方に最適です。床暖房は冬場の快適性を大きく高める設備ですが、その導入によりフローリング選びに制限がかかることもあります。そんなとき、今回のように「無垢+複合」を組み合わせれば、デザインも機能も妥協せずに理想を実現できます。

床暖房部分だけ色が違う、仕様が違うという不自然さを解消し、空間全体を一枚の「作品」のように統一できます。白木仕上げだからこそ完成する一体感は、他の塗装では表現できない美しさです。

住宅・店舗・スタジオなど、光を扱う空間にもおすすめ

白木仕上げのバーチは光を柔らかく拡散するため、施工後は部屋全体が自然光のような優しい明るさになります。ヘアサロン、フォトスタジオ、ギャラリー、カフェなど、「光の印象」が空間価値に直結する場所では最適な素材です。無垢と複合を併用しても違和感なく仕上がるため、設備の制約がある商業空間でも問題なく採用できます。

空間の写真が美しく残る、柔らかい雰囲気が出る、どんな家具にも馴染むなど、デザイン面のメリットも大きく、バリエーション豊かな空間づくりが可能になります。

無垢と床暖房をシームレスにつなぐ、最良の選択肢

・バーチ無垢120mmユニの自然な美しさ
・複合材の安定性と床暖房への高い適性
・白木仕上げによる圧倒的な統一感
・厚み違い・サネ違いを補う職人技術
・無垢と床暖房が同時に叶う高品質な空間設計

このすべてを満たすのが、
「バーチ白木仕上げ × 無垢+複合の併用」 という選択です。

機能と美しさの両立を求める住まいに、エコロキアが自信を持っておすすめできる施工方法です。

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