レジンテーブルは本当に黄ばむのか?
なぜ黄ばみは起こるのか

正木さん、率直に聞きます。
レジンテーブルって、やっぱり黄ばみますよね?

はい、結論から言うと“条件次第で黄ばみます”。
ただし、すべてがすぐに黄色くなるわけではありません。

どうしようもないんですね…

レジンテーブルに使われるのは主にエポキシ樹脂です。
エポキシは透明度が高く、美しい“リバー”表現ができる素材ですが、
紫外線や熱の影響を受けると化学的に変化し、
わずかに黄色味を帯びる性質があります。
これは素材の特性であり、ゼロにすることは現実的には難しいのが本音です。

じゃあ、透明感は数年でなくなるんですか?

そこが誤解されやすいところです。
屋内で直射日光を避けていれば、
急激に変色することはありません。
つまり重要なのは“素材の質”と“設置環境”です。
エコロキアが使うレジンの特徴

エコロキアさんでは黄ばみにくいって聞きましたが、
本当ですか?

はい、黄ばみにくい高品質タイプを使用しています。
ただし、100%変色しないとは言いません。
エコロキアでは、UV耐性を高めたレジンを採用しています。
紫外線安定剤が含まれたタイプで、
一般的なDIY用レジンよりも耐候性が高いものです。
しかし、どんなレジンでも“永久に透明”というものは存在しません。

正直に言ってくれるのは安心しますね。

素材の限界を理解した上で選んでいただくことが
大切だと思っています。
何年使える?レジンテーブルの耐用年数
使用環境による違い

で、結局何年使えるんですか?

屋内使用で適切な環境なら、何十年でも使えます。
紫外線が強く当たる窓際、直射日光、
屋外設置などでは劣化が早まります。
一方で、室内中央部で直射日光を避けた環境なら、
変色は非常に緩やかです。

数年で壊れる、なんてことはない?

ありません。
木部もレジンも、家具としては十分な耐久性があります。
木とレジン、どちらが先に劣化する?

木とレジン、どちらが先にダメになりますか?

実は木のほうが動きます。
レジンよりも“木の伸縮”が影響することが多いです。
無垢材は湿度変化で伸縮します。
レジンは比較的安定していますが、木の動きに影響されます。
だからこそ、乾燥管理と設計が重要なのです。

つまり、ちゃんと木を扱える人が作らないと危ない?

その通りです。
レジンよりも“木の理解度”のほうが寿命に影響します。
黄ばみを抑えるためにできること
設置場所の工夫

ユーザー側でできる対策はありますか?

あります。
まず直射日光を避けることです。
UVカットフィルムやレースカーテンでも効果があります。
また、窓際設置はできるだけ避けるのが理想です。

屋外はダメ?

基本的に屋外常設は推奨していません。
メンテナンスの考え方

メンテナンスは必要ですか?

木部は必要です。
レジンは基本的に再塗装不要ですが、
研磨で艶を復活させることは可能です。
木部のオイルメンテナンスは数年に一度推奨しています。
木が健全であれば、全体の印象も長持ちします。

黄ばんだら直せますか?

軽度であれば研磨と再コーティングで
改善可能な場合があります。
ただし完全な透明復元は難しいです。
それでもレジンテーブルを選ぶ価値
経年変化は“劣化”か“味”か

黄ばむ可能性があるなら、やめたほうがいいですか?

それは“どう捉えるか”次第です。
透明だったものが、ほんのり琥珀色に変わる。
それを劣化と感じるか、味わいと感じるか。

木は経年変化が味と言われますよね。

レジンも同じです。
無機質ではなく、時間と共に表情が変わる素材です。
本当に重要なのは素材選びより設計力

結局、どこで作るかが重要?

はい。
レジンの性能差よりも、
設計と木材選定のほうが影響は大きいです。
乾燥状態、含水率管理、収縮方向、厚み設計。
ここが甘いと、どんな高級レジンを使っても問題は起きます。

なるほど。レジンより木なんですね。

木を理解していること。それが前提です。
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