エコロキアのカタログを全面刷新します
エコロキアでは現在、無垢フローリングのカタログを全面的に作り直しています。
これまでのカタログは、樹種の特徴やサイズ、価格、施工写真などをまとめたいわゆる商品カタログでした。

次回の刷新では、この情報に加えて「不便を楽しむ木のある暮らし」という思想も伝わる内容にしていく予定です。
もちろんそれはそれで必要な情報ではあります。しかし、エコロキアという会社が本当に伝えたいことは、単なるスペックや商品情報だけではありません。
エコロキアが大切にしているのは、
「不便を楽しむ木のある暮らし」
という考え方です。
天然木は、決して便利な素材ではありません。
傷も付きますし、色も変わります。
湿度によって動くこともあります。
けれども、それこそが天然素材の魅力です。今回のカタログ刷新では、単なる商品紹介ではなく、木と暮らす価値観を伝える一冊として再構築していこうと考えています。現在はIllustratorと格闘する日々ですが、完成はゴールデンウィーク頃を予定しています。
商品カタログから「ブランディングの本」へ
カタログの役割を改めて考える
一般的な建材カタログの多くは、次のような構成になっています。
- 商品一覧
- スペック
- 施工事例
- 価格
- 品番
もちろんそれは大切な情報です。しかし実際の家づくりでは単純にスペックだけで素材を選ぶことはほとんどありません。設計士や施主が知りたいのは、
- この素材はどんな空間に向いているのか
- 時間が経つとどう変化するのか
- どんな暮らし方に合うのか
といった、もっと長い時間軸の情報です。
そこで今回のカタログでは、商品説明だけではなく、木と暮らす時間の価値まで含めて伝える構成にしようと考えています。
なぜエコロキアは「不便」を大切にするのか
エコロキアではよく「不便を楽しむ」という言葉を使います。これは決して、わざと不便にしようという意味ではありません。現代の住宅は、どんどん便利になっています。
- 傷が付かない床
- 水に強い床
- メンテナンス不要の床
こうした素材は確かに便利です。しかしその一方で、時間の痕跡が残らない素材でもあります。
天然木は違います。
10年、20年と暮らしていくうちに、
- 色が深くなる
- 艶が出てくる
- 傷も思い出になる
そんな変化が生まれます。
エコロキアは、こうした時間を受け止める素材として無垢フローリングやウッドデッキを提案しています。
新しいカタログの構成イメージ
暮らしから始まるカタログ
新しいカタログでは、いきなり商品紹介から始めるのではなく、暮らしのイメージからスタートする予定です。
例えば、
- 木の床で過ごす朝
- コーヒーを飲みながらの時間
- 家族と過ごす夜
そんな日常のシーンを通して「木のある暮らし」を感じてもらえる構成を考えています。
樹種の説明も「ストーリー」で伝える
従来のカタログでは、
- 産地
- 硬さ
- 色味
といったスペック中心の説明でした。しかし新しいカタログでは、
例えばオークなら
- どんな空間に似合うのか
- どんな経年変化をするのか
- どんな人に向いているのか
といった、使い方のストーリーを中心に紹介していく予定です。
そうすることで、
「どの樹種が一番いいか」
ではなく
「自分の暮らしに合う木はどれか」
を考えられるカタログにしたいと思っています。
設計士の方にも役立つ内容に
素材の長期的な価値を伝える
設計士の方とお話をしていると、「無垢フローリングを使いたいけれど、説明が難しい」という声をよく聞きます。
天然素材は、
- 動く
- 傷が付く
- 色が変わる
という特徴があるため、どう説明すれば良いか悩まれることが多いようです。
新しいカタログでは、設計士が施主に説明しやすい資料としても役立つような内容を目指しています。
木を知っている会社としての情報
エコロキアは単にフローリングを販売している会社ではありません。
- 輸入
- 製材
- 施工
- 補修
- 再生
といった、木に関わる工程を一通り経験しています。だからこそ、この樹種はこう使うと良い、こういう使い方は避けた方がいいといった、実務的な情報もカタログの中に盛り込む予定です。
完成はゴールデンウィーク頃を予定しています
現在、Illustratorでページを一から作り直しています。樹種ページ、施工事例ページ、暮らしのページなどを含めると、かなりのボリュームになる予定です。完成はゴールデンウィーク頃を目標にしています。
単なる商品カタログではなく、木のある暮らしを考える一冊として、多くの方に手に取っていただけるものにしたいと思っています。
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