カビで腐敗した無垢フローリングの現場状況
脱衣所の床で発生した深刻なカビ
今回の現場は、浴室前の脱衣所に敷かれたメープル(シカモア)の無垢フローリングがカビで腐敗してしまった事例です。
バスマットの下に湿気が溜まり、換気不足も重なったことでカビが内部まで進行。見た目の黒ずみだけでなく、根が木材に深く入り込んでいました。
研磨では解決できない理由

一見すると「研磨で除去できそう」と思われがちですが、ここまで根が張ってしまうと表面を削ってもカビは残るため、再発のリスクが非常に高いのです。そのため今回は部分張替えを選択しました。
使用した樹種と仕上げの選定
メープル(シカモア)の無垢フローリング
現場で使用されていたのは、一般的なカエデではなく「シカモア」というメープルの一種。希少材のため取り寄せが必要でしたが、既存のフローリングに自然に馴染む材料を確保しました。
防カビ塗料オスモウッドプロテクター
新しいフローリングは無塗装品を選択。下塗りにオスモ#4006 ウッドプロテクターを塗布し、防カビ性能を強化。さらに上塗りにはフロアークリアーエクスプレスを施工し、水回りに強い仕上げを施しました。
張替え作業の流れ

施工前に範囲を正確に決めることで、効率的かつ確実な作業が可能になります。
張替え範囲の確認と既存材の撤去
張替え範囲は、浴室扉枠下から床下収納の枠まで。
既存フローリングを剥がすと、下地合板に軽度のカビ跡が確認されました。幸い腐食はなく、下地を活かせる状態でした。








下地への防カビ処理

新しいフローリングを張る前に、下地合板にもウッドプロテクターをしっかり塗布。表面だけでなく内部からのカビ再発を防ぐための大切な工程です。



新規フローリングの施工
色合いや木目が周囲と自然に繋がるよう、板材を選びながら施工。床下収納の枠まわりは精密な加工を行い、仕上がりは違和感なく美しい状態になりました。



張替え後の仕上がりと効果
自然なつながりと美しい仕上げ
施工後は、既存フローリングと新規材が自然に溶け込み、まるで張替えた部分が分からないほどの仕上がりとなりました。
カビに強い安心の床へ
「ウッドプロテクター」+「フロアークリアーエクスプレス」の組み合わせで、従来よりも防カビ性能と撥水性が大幅に向上。これで安心して生活できる床環境が整いました。

無垢フローリングのカビ対策について
水回りで注意すべきポイント
無垢フローリングは自然素材のため、湿気や水分に弱いという弱点があります。特にバスマットやキッチンマットの下は湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境です。
自己処理で悪化させないために
カビを見つけた際に市販のカビ取り剤を使うと、木材が黒ずんだり傷んだりする可能性があります。自己流の処理で悪化させる前に、専門業者への相談が安全です。
再生できない床は張替えで安心を取り戻す
今回の施工事例では、カビが根深く侵食していたため研磨での修復は不可能でした。しかし、張替えと徹底した防カビ処理によって、清潔で美しい床を取り戻すことができました。

エコロキアでは、無垢フローリングの張替え・研磨再生・防カビ処理を一貫して承っております。他社で購入されたフローリングでも対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
