【島根県産 石見赤松】180mm幅でこの精度。国産レッドパインが覆した、これまでの常識
この1ヵ月、日本各地の製材所を巡りながら、新商品となる無垢フローリング、ウッドデッキ、羽目板の素材を探してきました。
新たに取り扱いを始める樹種もいくつかありますが、その中でも正直、良い意味で期待を裏切られたのが島根県産材「石見赤松」の無垢フローリングと羽目板です。
赤松=レッドパインという名前から受ける印象とは、まったく別物でした。
レッドパインのイメージを覆した「石見赤松」
欧州産レッドパインとの違い
これまでエコロキアでは欧州産のレッドパインも取り扱ってきました。
ただ正直に申し上げると、「価格帯に見合った精度」という評価の樹種でした。
欧州産のレッドパインは、ヨーロッパで土足使用を前提に製造されている製品です。
つまり、日本の住環境とは前提条件が異なります。
- 土足文化
- 乾燥条件の違い
- 求められる見た目や精度の基準の違い
そのため、加工精度やサネの仕上がりに対する要求水準は、日本市場とは明確に異なります。
ラフな風合いが好きな方には欧州産も魅力的ですが、「素足で使う床材」として考えた場合、基準は変わります。
島根県産・地松の本気
石見赤松は島根県産の地松。
国産材であり、決して安価な商品ではありません。
しかし実物を見た瞬間に感じたのは、
「これは同じレッドパインではない!」
という率直な感想でした。
15mm厚 × 180mm幅という挑戦
超ワイド幅への正直な懸念
厚みは標準的な15mm。
しかし幅はなんと180mmという超ワイド仕様。

最初に聞いたときは正直こう思いました。
「赤松で180mm?反りや捻じれが出るのではないか?」
広葉樹でさえ慎重になる幅寸法です。
ましてや赤松でこの幅。
懸念があったのは事実です。
精度抜群の仕上がり
しかし実物は見事でした。
- 反りがほとんど出ていない
- サネ加工が非常に正確
- 嵌合がスムーズ
- 施工時にストレスがない
超ワイドでこの精度を実現している製材技術には、本当に感服しました。

日本人が素足で使用することを前提に、日本人が製造している。
その思想の違いが、製品精度にそのまま表れています。
無塗装でも美しい理由
超仕上げの表面加工
石見赤松は表面が超仕上げ加工。
触れた瞬間に分かる滑らかさです。
赤松特有の油分を含み、無塗装でもほのかな光沢を放ちます。
- 木肌がきめ細かい
- 油分による自然な艶
- 汚れが付きにくい表面性
安価なレッドパインとは明確に異なる質感です。
経年で増す美しさ
赤松は使い込むほどに飴色へと変化します。
日光と空気に触れながら、ゆっくりと深みが増していきます。

欧州産と国産、どちらが正解か
欧州産レッドパインが悪いわけではありません。
ラフな雰囲気を求める方には魅力的な選択肢です。
ただし、
- 施工精度を重視したい
- 素足での快適性を求めたい
- 長期的な安定性を優先したい
そのような方には石見赤松は非常に有力な選択肢になります。
無垢フローリングを専門に扱う立場としては、施工後のトラブルが少ない製品であることは大きな価値です。

石見赤松 乱尺 無垢フローリング 15x180xRDMmm|上小節グレード【無塗装/自然塗料】3.6㎡/箱
ゴールデンウィーク期間中に順次公開
石見赤松の無垢フローリング、羽目板に加え、
- 国産栗
- シイ
- カンファーウッド
- マグノリア
- サーモ加工スギ/ヒノキ/マツ
- バンブー
- マホガニー
新樹種や新商品が多数入荷しています。
ゴールデンウィーク期間中に撮影を行いエコロキア公式サイトおよび楽天市場などの通販サイトへ順次アップしていきます。
ぜひ楽しみにお待ちください。
よくある質問
- Q石見赤松は床暖房に対応していますか?
- A
基本的には通常仕様では床暖房専用材ではありません。床暖房下地に使用する場合は含水率管理と施工方法が重要です。床暖房対応をご希望の場合は、圧密加工材や専用仕様をご相談ください。
- Q180mm幅は施工難易度が高いですか?
- A
幅広材は下地精度と施工技術が重要です。下地が不陸の場合、幅広材は影響を受けやすくなります。正しい施工管理を行えば問題ありませんが、DIYよりも経験のある施工者を推奨します。
- Q羽目板としても同じ精度ですか?
- A
はい。羽目板も同様に高精度なサネ加工が施されています。壁面施工時の納まりが非常に良く、隙間や段差が出にくいのが特徴です。
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